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女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ日本は決勝大会へ進出を決める [テニス世界選手権]

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テニスの女子国別対抗戦ファイナル予選、日本―カザフスタンの2日目が13日、東京・有明コロシアムで行われ、日本が1日目と合わせて3勝1敗とし、11月にスペインで開かれる決勝大会への進出を決めました。

女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK)は13日、東京・有明コロシアムで予選ラウンドが行われ、日本は世界ランキング79位の日比野菜緒が同50位のユリア・プチンツェワを6-4、3-6、7-6で破り、前日の2勝と合わせて3勝1敗で初の決勝ラウンド進出を果たした。

元世界ランキング1位で四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂なおみは、前日に勝利を挙げていたが、この日は出場することなく終わったが、大坂なおみの出場も見るため、2日間で約1万2千人の観客が詰めかけました。

国別対抗戦出場は2020年以来だった大坂は、試合後にコート上で行われたインタビューで、「きょうはプレーしなかったが、このチームの一員になれて本当にうれしかった」と話し、4本のマッチポイントをしのいで日本の勝利を決めた日比野をたたえた。

前日のアンナ・ダニリナ戦にも6-1、6-0で完勝し、これが自身2勝目となった日比野は「勝っちゃっていいのかなと思った。大坂選手の試合を楽しみに来ている人はいたと思うので、それは複雑だった」とジョークを交えつつ、勝利を喜んだ。

セットカウント1-1で迎えた最終第3セット。互いに1歩も譲らない熱戦でタイブレークにもつれ込んだ。2-6と追い込まれながらも4度の相手のマッチポイントで踏みとどまり、8-7からサイドラインギリギリのショットで試合を決めた。今年1月の対戦でストレート負けを喫し、「苦手意識のある選手」と話す難敵に雪辱。タイブレークの怒濤(どとう)の追い上げにも、「1本1本集中していてスコアはあいまいだった」と笑顔で振り返った。

試合後には、「ツアーを優勝した時にも見せことはない」という涙を流した。「テニスどうこうより、皆さんの応援に励まされた。自然と涙が出てきました」と、会場を埋めたファンに感謝した。12日の第1戦の勝利に続く自身2勝目で、日の丸を決勝大会にけん引。「昨日の(大坂)なおみちゃんの試合を見て私も頑張ろうと思えた。素晴らしい2日間だった」とかみしめた。

この試合で決勝大会への進出が決まったことで、この日の第2戦に予定されていた大坂の出場はなくなった。「なおみちゃんの試合が見れなくて残念な人もいると思うんですけど」とちゃめっ気たっぷりに話しつつ、「この中でプレーできてよかったです」と喜びに浸った。

今大会での優勝が1つの夢という。「そこに一つ近づけた」とし、「11月のファイナルに選ばれるようにランキングを上げたい。そこがすごくモチベーションになる」と力を込めた。


消化試合として行われたダブルスはダニリナ/ジベク・クランバエワ組が青山修子/柴原瑛菜組を7-6、3-6、11-9で下し、一矢を報いた。カザフスタンは世界4位のエレナ・ルバキナが不在だった。

勝利した日本は、11月にスペイン・セビリアで決勝ラウンドに臨む。


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