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日本の臓器移植提供者の実態 [臓器移植]

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日本の臓器移植の不足を解消する事で、臓器移植法の一部改正が行われ、平成22年
1月17日からこの施行となり、本人の意思が不明の場合でも、家族の承認が得られれば
15歳未満の脳死下での臓器提供ができるようになりました。

日本臓器移植ネットワークによりますと、脳死下の臓器提供は、1997年10月16日に
「臓器移植法」が施行され、1例目が実施された以後、年に数例から10例程度に留まっ
ていましたが、改正後の家族の承諾で提供できるようになった2010年7月以降は、年45
例前後に急増し、今回までに214例を数え、全300例の7割を占めているとしています。

しかし、脳死での臓器提供は、心停止後の提供の減少が目立ち、全体ではあまり変わっ
ていないとしています。

移植ネットによりますと、栃木県の済生会宇都宮病院でこの24日、脳死と判定された
60代の男性から臓器提供手術が行われたケースは、この男性は低酸素性脳症で入院し
23日に脳死と判定されて、本人の書面の意思表示はできませんでしたが、家族の承諾
により、24日に心臓、肺、肝臓、腎臓、眼球が摘出され、心臓は大阪大病院、肺は独協
医科大病院(栃木県)と京都大病院で移植。肝臓と腎臓も移植手術が行われたと公表しました。

この様なケースは、この移植法の改正後位、家族の承認での増加ですが、年に60~
100例程度実施されていた心停止後の提供が減少し、臓器提供全体では大きく増えて
いないようで、臓器移植を希望して移植ネットに登録している患者は今年11月末現在で
計1万3696人にのぼり、改正後の全体の提供者は未だ厳しい状況にある事を語って
いるようです。


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