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米ハワイ州日系知事の精神和のルーツ [日本の心のルーツ]

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日系3世デービッド・イゲ氏が、12月1日に米ハワイ州第8代知事に就任しました。
そのデービッド・イゲ氏が、その演説の中で、突然「コドモノタメニ」その後65秒後に、「オカゲサマデ」
(because of you)と言う日本語が飛び出したことに、参列の駐ホノルル日本領事館の重枝豊英氏は、
その深い日本語の意味に驚かされたと言います。

この日系知事就任で、戦後初40年前に非白人の日系2世で同州知事となった、ジョージアリヨシ氏、
日本名有吉良一氏が、終戦の後の日本に米軍人情報部員として駐留した時、自分が当時焦土の
日本で、初めて7歳の少年と交わした言葉を語りました。

ジョージアリヨシ氏は、何時も同じ場所で靴磨きをしていて飢えているように見える少年に、米国
少年に好まれるピーナツバターとジャムを挟んだサンドウィッチを食べさせようと渡した処、その
少年は、それを道具箱に入れて食べようとしないので、その理由を尋ねると、少年は、国も家族も
困っているから、国も家族も困っているから僕が手伝わないといけないし、少年に三つの妹がいて
腹をすかして待っているのでこれを食べさせてやるんだ。と話したそうです。

氏は、情報部員として日本軍の通信解読や捕虜の尋問に関わっていて、米軍では、秘密兵器を
呼ばれていました。

当時の米国での1世と2世の日系人は、かたくなに儀礼や信義を守る、古き良き日本の精神を持ち
続けた人たちでしたので、それ故に、米国市人となった以上は、自分の日本のルーツに恥をかく事
の無いよう、そのれを旨としていたと言います。

しかし、ジョージアリヨシ氏はこの少年の話を聞き、私は、かの少年から、本当の心を学んだ事を
深く心に刻まれていると言います。

それに引き換え、現代の日本人は、この精神を失っているようだ。
更に、見落としてはならない事に、日本はこの70年間、米国と異なる全く異なる別の世界を送った
事実を見るべきだ。と話しています。

ジョージアリヨシ氏は、父は福岡県で母は、熊本県の出身で、出生は1926年3月12日(88歳)ハワイ
ホノルルです。

若き日のジョージアリヨシ氏は、この和の精神を胸に刻み、ハワイの州知事に立候補して、1974~
1986年の第4代ハワイ州知事を務めあげました。

今回の3世となった日系ホノルル州知事デービッド・イゲ氏にも、まだその心が共有されている様です。
日本人は、今回の日本の心を、今逆に外からの鏡として学ぶ必要があります。


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