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積極的平和主義国家への正しい道 {2) [平和憲法の歴史的危機]

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これら人類の主導権争いの歴史は、本来、全ての個人の心に存在する、欲望、
生存、乾き、妬み、成長、闘争、利己、占有などの人の本性に存在する、排他的、
抵抗の、負の生存欲が、その危機を回避のための、常套手段となります。


故に、人が治める国家もまた、積極的平和戦略の中核に、国際的覇権秩序維持の
ための、他国より優位な軍事力による備えが、この覇権体制に必要となります。


しかし、他方にもう一つ、人類の叡智が有史的に育て上げた、文化的平和概念が
あります。それは、アジアの持つ文化的平和概念で、仏教の最高の平和=涅槃
世界の実現があります。


仏教には、人と社会の構造的、心情的、暴力の心を変えて、これら暴力を完全
に消滅する、人道的社会と世界の実現が説かれています。


ポスト覇権の人類平和の世界は、平和理論を軍事的、経済的、学術文化的の
3ネットワーク間の進化(エントロピー)によってのみ、解決されるもので、現世界
の、文化的平和戦略の抜けた、軍事的経済的に偏重した覇権戦略世界では、平和
の名の下に、人の生活を置き去りにした、大量の物資浪費の平和戦略希求は、
人間疲弊社会と地球資源の枯渇を招き、益々、世界の混乱と闘争を生む世界となり、
又は、圧政の国家社会を作る危険があります。


積極的平和概念が抱えるピースレスネスの諸問題の、核戦争の脅威、軍事独裁、
飢餓、文化的疎外、人種差別など、これらの総合的で人道的主義での解決が、
平和の基盤の推進と強化であり、不可欠で唯一正しい人類平和国家への戦略な
のです。


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