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世相と人 (1)お金と時間の輪廻 [日本文化]

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人は世相の流れに没落して生きているが、最近の世相を見ると大きく変わってきている。

人は生きるために、先ず糧を求めるが、現在は基本の「衣、食、住」がそれなりに満たされると
その他の事や物に目が向くが、現在のようにモノ余りの社会では、その不足時の物事を補う
お金が一番の価値を持つ。

ために、お金を求めるようになり、その為に働くが、そのお金を持つと時間が欲しくなる。
時間のために、お金を求める働きを止めても稼ぎ仕組みを考え、それで、時間を作るようになる。

時間も出来、お金も出来れば、自分の更なる欲求を満たすために、そのお金と時間を使う。

そして歳を取り高齢になると、その自分の欲求も低下し、他人の物事に目を向けるようになる。

しかし、現在の世相は、このシナリオ通りに成らない場合や人が大半であろう。
人も産業も同じで、世相に適合しなければ、適合できる世界へ移行して、その自由と安定化を図る。

必ずしも日本にいる必要もなく、自己の自由と安定を図る。

そして、そのお金と時間を使い自己の理想のシナリオを求めながら人生を終わる。
これは、殆どの人の望むところと言えよう。

しかし、世界の国々が分化する現在の世相は、グローバル経済の中で、固有のアイデンティテー
や文化を求めるようになり、経済の統合化とは矛盾するムーブメントが産まれてくる。

人が求めるお金と時間の自由は、中東のシリア難民などが示すように、1度地域紛争が生じると、
そのシナリオはもろいものであることが分かる。

正月も過ぎ、この1年をどう過ごすか、どう生きるか、など、残り少ない人生にある、私に、
高齢経済弱者のシナリオは何が理想かを考えさせられる。


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