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日本から「ラッコ」が消える危機 [エンタメ]

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ラッコは全国の水族館で、その愛くるしいしぐさで人気を呼んでいますが、全国動物園
水族館協会(JAZA)の調査で、この20年の間に、その飼育頭数が122頭から現在は
約9割減の14頭になっていると言います。

日本の水族館で初めてラッコを米国から輸入したのは伊豆静岡の三津シーパラダイスの
1982年で、その後84年には三重の鳥羽水族館で赤ちゃんの「チャチャ」が産まれて報道
され大ブームとなり、各水族館で輸入が進んで94年には、最大の122頭となりました。

その後水族館の努力にも関わらず、毎年1割程度減り続けて現在に至ります。
そして、東京池袋のサンシャイン水族館は、遂にこの2月末で、観覧の幕を閉じるとされます。

関係者によりますと、直接の原因は、米国やロシアの乱獲で絶滅危惧種に指定され、
出国許可の影響で米国は98年、ロシアは2003年からその輸入が途絶えていることと、
過ってのタンカーの座礁で海洋へ原油が流出したことなど、海洋環境の変化で、世界中
の生息数が減少していること挙げられています。

更に、水族館関係者は、ラッコは元々低温環境で生存する動物で、その移動が難しいこと、
代謝が激しく、興奮すると体温が上がり過ぎで死にいたること、などや、繫殖での相性の
悪さや、出産してもすぐに死んでしまうなどや、順次高齢化が進んでいることや、国内水族
館での世代交代を重ねることで、その繫殖能力が減退していること、及び、オスの草食化も
原因の一つではないかと考えています。

これらから、日本のラッコの絶滅が心配されているのです。


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