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川崎の中1少年救えたはずの殺害事件に見る社会の淵 [犯罪]

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河川敷で殺害された裸の中1「上村遼太」少年が発見された20日から1週間が経過して、
少しその実像が見えてきましたが、近代社会での前途のある若者の犯罪は、益々非情
残忍になる傾向にあるようです。

少年の遺体には、致命傷とみられる刺し傷が、喉に1ヶ所と首に3ヶ所、そのほかに、
顔や腕なども多数の傷跡があると言います。

犯人像は、防犯カメラから4人の若者が捉えられていて、その中に被害者が含まれています。

血に染まった上着は、公園で燃やされたことも、殺害に使われたと思われる凶器のカッター
ナイフも判明しています。

上村少年の1月から不登校は、中学校でも承知し、地域の公立校、市教育委員会、警察が
定期的に会合する「学校警察連絡協議会」でも、1月と2月にこのことが報告されていている
のすが、暴力との関係情報はないため、未対応でした。

友人たちは、他校の中学生と遊ぶ姿を数ヶ月前から見ていたと言います。
その当時から、得意のバスケ部活を休む日が増えていたと言います。

友人の一人は1ヶ月程前に、上村少年が目の周りを大きく腫らしあざになっている事を問い
ただすと、「殴られた」と相手の名前を挙げていたと言います。

担任教諭も最近に自宅に訪問したが不在で会えず携帯で登校を促す程度の簡単な対応
をしていませんでした。

殺害されてから事件としてニュースとなっていますが、これら経緯から、日頃少年に関心を
持てば救えた問題や課題が多く見受けられ、その要因に疎遠社会の生活環境で生きる絆の
少ない個人が見え、近代無縁社会の淵に落ちた本当に痛ましい殺傷事件と言えます。

近代社会は「物質文明社会」で歪んだ個人主義の利己的社会から、道徳教育を重視する
社会の「精神文明社会」に転換すべき時期に来ていると感じます。


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