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錦織圭全仏オープン2017準々決勝マレー戦で力尽きる [全仏オープン]

錦織圭(8)全仏オープン2017準々決勝マレー(1)戦は、7日23:30から行われました。

錦織の復調が懸念されましたが、試合開始から積極的攻撃的プレーで、一気に第1Gを6-2で先行し、この調子であれば、マレーは防戦的で確実にマレーに勝つ勢いです。

しかし、第2Sの第2Gから急激に錦織のぱふぉーまんずが落ち、逆にマレーが勢い付いて形勢が逆転します。

錦織は、第2Sのマレーの第1Gに15-40の2ブレークポインアップとリードしながら、ミスショットを連発してブレーク出来ず、ここからもミスが多くなり、逆に第4.第6をブレークされ、第2Sを1-6で落とします。

錦織はここから左右に揺さぶりをかけ何とか立て直しを図りますが、マレーの調子が戻り、マレーの攻撃的の中で、錦織のラリーナスが要所で出て、また、1stサーブの確率も20~50%弱と、全く低調な展開で、第3S:6-7、第4S:1-6と競り負け、SC:1-3で敗退しました。

今大会の優勝を狙い、初戦からの激戦を制してベスト8に進み、この試合も好調発信をした錦織に、第2S前半から攻守が逆転の展開となったことは、信じられないことでした。

しかし敗因は、精神的重圧から、調子のよい時に現れる攻め急ぎからのアンフォーストエラーの多発、そして、余りにも低い1stサーブの入りで、自滅の試合であったと言えます。

次ハウイブルドンの再起を期待します。



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錦織圭全仏オープン2017第4回戦でベスト8に [全仏オープン]

全仏オープン2017第9日目のは5日、、世界ランキング9位第8シードの錦織圭と世界37位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)との男子シングルス4回戦がパリのローランギャロスで行われました。

錦織の3回戦は、初の日韓対戦で、錦織対若手新鋭のチョン・ヒョンと、錦織が1-3となる寸前の雨で中断されて次の日に順延となり、次の日もその不調を引きずり、タイブレークで押された展開で、チョン・ヒョンのダブルフォルトとアタックショットのオーバーで、7-5で勝利しましたが、内容は終始押された、明らかに運が味方した試合でした。

この余韻を引きずる4回戦が気になりましたが、好調なベルダスコに、不甲斐ない試合運びで、6連続負けとなり0-6の完敗となります。

このままだは完敗すると感じた錦織は、第2Sから捨て身の攻撃に転じます。
ここから激しい2桁ラリーの連続となりますが、錦織の精度が整い始め、攻めが先行してウイナーで仕留める展開でとなり、結果は、0‐6、6‐4、6‐4、6‐0の、SC 3-1 で逆転勝ちをし、2年ぶり2度目のベスト8進出を果たしました。

この試合のハイライトは、第2Sの錦織のサービスゲームで、0-40の危機をラリーで凌いだことです。

このSから徐々に錦織のリズムが出て、両者の毎回の激しラリーの攻防合戦をウイナーで取る展開となり、本来の錦織のレシーブからの粘りが見られました。

ただ、この試合でも錦織の1stサーブの確率は又か又かの50%台の低さで、終始ラリー戦を強いられたことです。

次のマレー(第1シード)戦で勝つためには、錦織の1stが決め手となります。



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錦織圭全仏オープン2016の第3回戦を辛勝 [全仏オープン]

全仏オープン男子シングルス第5シードの錦織圭がアンドレイ・クズネツォフ(ロシア、ATPランキング40位)に、3-0のストレートで勝ち、3回戦進出を決めましたが、今大会初出場の、同93位のダニエル太郎は、前年覇者で第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)に、第1Sをタイに持ち込み2本のSPを握り食い下がったが及ばず、打ち返しの深いリターンが少なく、7-6,6-3,6-4のストレートで敗れたましたが善戦です。これで日本の男子は錦織のみとなりました。

女子では初出場の大坂なおみ(WTAランキング101位)がミリヤナ・ルチッチバロニ(クロアチア、同52位)にストレートで勝津成績を上げ、3回戦進出を果たしました。

なお、[車いすテニス世界国別選手権]の男子ワールド1部で、眞田卓 6-4,6-1M・マカロール国枝慎吾 6-3,4-6,6-1 A・ヒューウェットの英国に2-0で勝ち、決勝進出です。しかし惜しいことに、堂森佳南子、上地結衣が準決勝で、中国に2-1で敗退しました。

さて、錦織の第3回戦は、世界ランク52位(元7位)のスペインのフェルナンドベルダスコ(33)と27日21時の対戦で、過去の戦績は1勝2敗の相手ですが、現際の錦織は通用しないと思われます。

試合はベルスコのサービスゲームで開始されましたが、その第1GでベルスコはDFをだし、錦織がこれを攻め、このラリー戦にベルダスコがミスショットの連発し、早々とブレークを許します。

しかし第2Gで、今度は錦織がミスショットの連発し、ブレークバックを許す展開となりましたが、その後、第4.6.8Gをブレークする圧倒的強さで第1Sを6-3で先行します。

第2Sは、錦織の第5.7G.をブレークされますが、第6.8.10Gをブレークバックして、6-4で競り勝ち、SCを2-0として、王手をかけます。

第3Sは錦織のサーブから開始されますが、第2Sの中盤より1stサーブの入りが落ちてきたこともあり、また、ベルダスコのサーブとウィナーの調子が上がり、徐々に錦織が後手の展開で押され、3-6で敗れます。

第4Sも錦織がベルダスコに先手を許す同様の展開でとなり、錦織は攻撃のリズムを失い、この第4Sも2-6の大差で敗れます。

遂にファイナルSにもつれ込み、錦織の逆転負けと思われましたが、その第5Gで錦織得意のバックウィナー2本を決め、これをブレークします。第9Gで2Pアップのセットポイントを迎えますが、ベルダスコのサーブでブレークならず、遂に錦織のサービスゲーム第10Gのラリー戦で、錦織はミスショットを連発しながらも最後にバックからオープンにウィナーを決めて、この後のない激しい試合に競り勝ち、SC3-2で辛勝しました。

この日の錦織課題の1stサーブの確率は、64%で中々70%前後とならず、苦しい戦いが続いています。

次は、戦績2勝6敗の、R・ナダルとの対戦です。



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錦織圭全仏オープンの準々決勝ベスト4ならず!! [全仏オープン]

錦織圭は調子を上げながら、遂に第5戦の準々決勝に挑みます。
相手は、地元フランスの星、ジョーウィルフリード・ツォンガです。

ツォンガ(30)は、このグランドスラムのビッグ4常連の、ジョコビッチ、ナダル、
フェデラー、マレーすべてに勝った経歴の強豪であり、加えて、地元アウェーも
背にした世紀の一戦です。

一戦は、時に15mもの強風のなかで開始されました。
試合前の肩慣らしの練習では、両者の好調さが伝わる動きがありました。

試合はツォンガのサービスゲームで始まり、ツォンガの200kmを超えるサーブで
Gをキープし、錦織サービスの第2Gとなりますが、錦織の2ndサーブらの、ラリーや
リターンエースなどで、ツォンガが勝り第1Gをブレークされ、最初からツォンガの
サービスとラリーも圧される展開で推移し、第4G、第6Gとブレークを許し、第1Sを
1-6で落とします。

第2Sに入ってもその第1G、第5GをリードしながらもGポイントでミスを連発し、
追い付かれてブレークされる展開で、Gを、ツォンガに終始圧されて、このS(セット)も、
2-6で落とし、SC 0-2となり、このままストレート負けの雰囲気が漂います。

第3Gが開始される直前に、神風が吹き、会場のコーナーの上に設置されている大型
電光掲示板が観衆席に落下するアクシデントで、試合は40分ほど中断されます。

この間に、錦織はコーチと共に自分を見直し、第2Sを迎えます。

第3Sを迎えた錦織は、第2Sまで30本弱のミスを連発した錦織とは、全くの別人となり、
1stサーブや、ミスをしなくなり、逆に、ツォンガを追い詰めてるプレーが見られますが、
互いにサービスGをキープして、錦織はサービスの第9G で、Ad(アドバンテージ)を先に
許し、厳しい山場を迎え、7度のAdの末にこのGをキープし、ツォンガのサービスG
第10Gを5-4で迎えます。

このGで錦織は、サービスリーターンを決めるなどで攻勢に出て、ツォンガの武器の
サーブをダブルフォルトとするなど、Gポイントを決めて、この第3 Sを6-4で取ります。

第4Sに入って、第4Gのツォンガのサーブに乱れが生じ、2つのDFで自滅して、このGを
落とし、錦織は、第9G でツォンガに先にAdを取られ、ブレークバックの危機となり
ますが、これをキープして、SC 6-4で取り、SC2-2と並びます。

愈々ファイナルSとなり、これまでの流れから、錦織の勝利は間違いないと思われました。

しかし、ここで突然、前半のSを制した、ツォンガのサーブと強打が復活します。

錦織は、サービスの第4GでAdを許し、そのラリーで錦織にミスが出て、ブレークされ、
逆に圧される形の展開となり、ツォンガのサーブス第9Gまでブレークバックできず、
フアィナルを3-6で敗れ、1-6、4-6、6-4、6-3、3-6の、略4時間の激戦で、錦織のベスト4
の挑戦に終止符が打たれました。

前半の2セットのツォンガの強さ、そして後半2セットの錦織の強さ、そして、フアィナルで
ツォンガの強さが復活し、逆転から逆転に切り替わる互いの闘志の流れは、何か神がかり
的に思える試合でした。



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錦織圭全仏オープン初のベスト8は 83年ぶりの快挙 [全仏オープン]

全仏オープン錦織圭(5位)の第4試合は5月31日、テイムラズガバシュビリ(ロシア)
74位と、パリ・ローランギャロスで対戦しました。

錦織選手の第4回戦の相手は、ロシアのテイムラズ ガバシュビリ選手です。

錦織圭はこの試合立ち上がりから積極的に攻める素晴らしいスタートで、第3戦までの
試合と異なり、1stサーブの勝率も上がり、そのギアーが更に1段上がった好調さをアピ
ールした試合でした。

錦織の結果は、第1セット(6-3)、第2セット(6-4)、第3セット(6-2)と、各セットで危な
げないペースで進み、そのままストレート勝ち、この大会初のベスト8に駒を進めました。

日本男子選手のベスト8は、佐藤次郎選手が、1933年にベスト4に進んだ以来の82年
ぶりの快挙であり、また、錦織選手のグランドスラムでのベスト8入りは、ウィンブル
ドンのみとなりました。

錦織のベスト4を賭けた準決勝は、地元フランスのジョー=ウィルフリード・ツォンガ
(世界15位)と、6月2日に決まりました。



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全仏オープン女子日本選手の近状 [全仏オープン]

奈良くるみ、土居美咲は、各国の選手が、過酷のトーナメント戦を経ての、全仏は
初出場であり、そのレベルは高く、相手の研究も浅い中で、可也の緊張での戦いと
なりました。

その1回戦で、土居美咲は第7シードのアナ・イバノビッチ(セルビア)の初対戦で、
第1セットを奪いましたが、その後の第2セットの第2ゲームを、約10分に及びを奪う
など、よく食い下がりましたが、セットを奪われ逆転されて、3-6,6-3,6-4で敗れました。

奈良くるみは第13シードのルーシー・サファロバ(チェコ)と対戦し、6-2,6-0で完敗
します。

奈良の側から見れば、「相手にリズムよく打たせない」ことがこの試合のテーマでしたが、
それを封じられてまったく逆の試合内容となって相手に打たれてしまった」敗戦でしたが、
「シード選手相手に、これだけできるという手応えの意味のある試合だった」と振り
返っていました。

女子ダブルスでは、クルム伊達公子がフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)と
組んで、1回戦を2-6,7-6(8),6-1で突破しています。



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全仏オープン錦織2回戦 [全仏オープン]

全仏オープンで四大大会初優勝を目指す、世界ランク5位(第5シード)の錦織圭
(25=日清食品)は、Cゾーンで戦いますが、その第1回戦のマチューとの
試合を振り返り、その快勝に、「1回戦まで時間がなかったが、いいプレーができた。
3セットで勝てて良かった」と語り、27日20~22時48分(テレビ東京)、第2回戦
に臨みます。

このCゾーンのドローには、日本のダニエル太郎、添田豪、伊藤竜馬、西岡良仁、
の4選手が初参加しましたが、残念にもその全員が初戦で敗退し、錦織との対戦の
楽しみが消滅してしました。

さて、錦織の第2回戦の対戦は、同40位のトマス・ベルッチ(27=ブラジル)です。

ベルッチはクレーを得意とし、今年の大会では、23日まで行われたジュネーブ・
オープンを制し優勝、それ以前のイタリアオープン100では、ランク1位のジョコ
ビッチに1セットを取るなど、又、今大会の初戦でマリンコ マトセビッチをスト
レートで破り、勢いに乗る強敵です。

試合第1G開始直後、早くも幸先良く、ベルッチのサービスゲームを30-0と先行して、
あわやブレークできるかと思われましたが、ベルッチがサーブで取り返しこの1Gを
キープしました。

その後は互いにサービスゲームをキープしますが、錦織のサービスゲームの第6Gで、
Adを先取されブレークされる危機を迎えます。
しかし、この厳しいラリーを制してこのGをキープします。

その後も互角で推移した終盤の11Gで、ベルッチがサービスに2度のDFミスが出て、
このGを錦織がブレークし、その流れのまま、錦織が第1Sを7-5で先取します。

第2Sは、ベルッチのサーブスの第1Gから、ベルッチが行き成りダブルフォルト(DF)
を重ね、錦織は難なくブレークします。

その後第3Gも接戦となりますが、ベルッチのサーブのDFもあり、錦織のリターンも
冴えてこのゲームもブレークし、可也優位なG運びとなります。

この錦織のペースで第7Gまで続き、第2Sも勝利と思われましたが、第8Gで、識織の
ストロークに乱れが出て、急にミスを連発し、又、サーブのDFも出て、ベルッチに
ブレークを許してしまい、第9Gでは5-4と迫られます。

第10Gも、40-40と接戦となり錦織の絶対的ピンチをリターンで凌ぎ、ADを先行しますが、
ベルッチも粘り、互いの左右のクロスラリーとなりますが、錦織が先に前に出て、相手の
フォワーに強烈なウイナーを決め、6-4で取り、この試合に終止符を打ち、SC 2-0で勝利
しました。

全仏で初の2回戦を終えた錦織ですが、依然として1stサーブの確率が50%台と低迷し、
サーブからの自分の展開に持ち込めず苦しい試合が続いていますが、これから準々決勝
の5回戦までに、これを60%台に成ることが、この大会の課題です。



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グランドスラム全仏オープン日本選手7選手の出場結果 [全仏オープン]

テニス全仏オープンの主催者は、男女シングルス予選の免除を、世界ランキングで
男子99位以下、女子を同107位以下を対象とすることから、日本勢男子は、世界ラン
キング5位の錦織圭、添田豪は(86位)、伊藤竜馬(98位)、女子は、奈良くるみ(54位)
土居美咲同(107位)が選ばれ、それに、予選突破の西岡良仁(149位)、ダニエル太郎
(168位)が加わり、この大会男子の5名の出場は、これは、48年振りの快挙となりました。

さて、その第1回戦の結果ですが、
添田豪の相手は、ミュンヘンで準優勝の好調フィリップ・コールシュライバー(23位ドイツ)に
1-6、0-6、2‐6。
西岡良仁(149位)は、第4シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)に0-6、5-7、3-6。
伊藤竜馬は第28シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)に3-6、2‐6、2‐6。
ダニエル太郎(エイブル)も第32シードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に、
3-6,4-6,2-6。と、本大会の男子4選手がストレート負で、廃退しました。

錦織は、ポールアンリ・マチュー(フランス)を、6-3,7-5,6-1。
奈良、オセアヌ・ドダン(フランス)を、3-6,7-5,6-1。
土居がペトラ・チェトコフスカ(チェコ)を、6-3,6-2。
で下して、日本選手3名が、2回戦に進出しました。



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西岡良仁・ダニエル太郎全仏オープンへ [全仏オープン]

西岡良仁(149位)・ダニエル太郎(169位)は、共に、全仏予選決勝となる3回戦に
進み、パリ現地時間22日10時に、本選出場を賭けての試合が開始されました。

西岡の相手は、ギリェルメ・CLEZAR(同173位・ブラジル)で、序盤は硬さからか
ブレークされ、その後ブレークバックして1-2からのサービスゲームに苦戦後の2-2と
なってからは、調子を上げて流れを掴み、6-2、6-1のストレートで勝利しました。
西岡のこの試合の、アンフォーストエラーはわずかに6本と言う素晴らしい内容でし
た。

ダニエル太郎は、デビッド.Guez(248位・フランス)に対して、第1セットの、5-5
からデュースとなり、デビッド.Guez(ゲス)にアドバンテージを許す苦しい場面となり
ましたが、これを凌ぎ、7-5と逆転します。

第2セットは、デビッド.Guezのスピードのあるサービスに苦しみ、2―6と簡単に敗れ、
試合の流れがゲズに行きかけましたが、第3セット第1Gサービスゲームを15-30から
キープしたことで、この流れを戻し、2-2から相手をブレークして、そのまま押し切り、
6-3で2時間26分の接戦を制して、こちらも初の全仏オープン本選出場決定しました。

ダニエルと西岡は、2014年の全米オープンを共に初の本選出場を果たしていますが、
1回戦で敗退しました。

今回の全仏オープン、パリ、ローランギャロスは、共に初出場となる快挙です。



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グランドスラム全仏オープン2015錦織圭初戦を飾る [全仏オープン]

グランドスラムの全仏オープン2015が、現地5月24日から6月7日までの日程で開催され、
錦織圭は、第5シード選手としての登場です。

グランドスラムとは、国際テニス連盟主催する4大大会で、全豪オープン、全仏オープン、
ウィンブルドン選手権、全米オープンがあり、これら全ての総称がグランドスラムであり、
世界最大規模で最高権威の大会で、全仏オープンはその最初の大会です。

錦織は、今大会は世界ランク5位に戻ってのシードとなり、初戦は現地24日午後6時(25日
1時30分)より、主催者推薦の現地フランスの強豪、ポールアンリ・マチュー(33)と対戦し
ました。

ポールアンリ・マチュー(33)は、世界ランク123位ですが、錦織とはツアーで1勝1敗の
互角の相手です。

試合はマチューのサービスゲームで開始され、錦織は第1Gから積極的に仕掛けてブレー
クを狙いますが、マチューのサービスが良く、又激しいラリーでも隙のない攻防で推移し、
互いにサービスゲームを取って、第3Gとなり、ここで漸くAD(アドバンテージ)を取り、
マチューの左右の揺さぶりを良く耐えて、バックからカウンターストレートで、マチュー
コートの左ダウザラインにパスを決め、ブレークバックします。

その後は再び時サービスゲームを取って1歩も譲らぬ展開で推移し、第7Gのマチューの
サービスゲームで錦織が2度のADを取る山場となりますが、ブレークすることができず、
遂に、セットポイントの第9Gを向えます。
このゲームで、マチューのサービスに乱れが生じ、DF(ダブルフォルト)を出すなど、最初
から錦織がポイントをリードし、40-30で、マチューのサービスをフォアーに切り替えて
撃ち返し、マチューがリターンミスとなり第1S(セット)を先取しました。

第2Sに入っても、マチューは攻撃の手を緩めず先に攻めを仕掛けてやや有利に試合を
展開する場面が続きます。
第2Gは、マチューのサーブをカウンターで先取し、そのまま先行して、ADを取り、
バックのラリー戦を錦織がストレートのパスで決めブレークします。

第3Gでは、錦織の逆にサービスゲームをマチューにリターンで先行され、ADを先に取られ
て簡単にブレークされます。
その後の第5Gをブレークしますが、第6Gでブレークバックされるなどを挟み、激しい攻防
のまま、SPの第12Gマチューのサービスゲームを迎えます。
このGでマチューのサービスに崩れが出て、錦織はポイントを先行して進行し、40-40から
錦織はADを取り、激しいラリーの打ち合いから錦織のリターンがネットインとなってブレ
ークし、GC 7-5で2Sを取り、SC2-0とし、

第3Sを難なんく6-1で勝ちSC3-0で見事勝利しました。

このマチューとの第1回戦は、全体的にマチューの積極的プレーに圧された展開となりまし
たが、マチューの攻撃での要所でのエラーに救われこと、又、長いラリー戦に錦織は耐えて、
逆に深めの守りから要所で浅い場所からの攻めに転じて勝つ、苦しい試合でした。

ただ残念なことは、未だに1stサーブの確率が40%台の圧倒的に低いことです。
苦しい戦いは一重に、1stサーブの確率の悪さです。

尚先の話ですが、グランドスラムの今後の予定は次の通りです。
5/24~ 全仏オープン(フランス・パリ)、
6/15~ ゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ・ハレ)、
6/29~ 全英オープン(イギリス・ウィンブルドン)、
8/3~ シティ・オープン(アメリカ・ワシントンD.C.)。



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