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夫婦のDV(ドメスティック・バイオレンス)増加を憂う [DV]

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DV(ドメスティック・バイオレンス)が、内閣府の2014年度調査で、遂に10万件を
超えたと言います。

この調査は、全国247ヶ所の「配偶者暴力相談支援センター」に相談があったもの
の集計で、02年から14年までの12年間で、約3倍の直線的増加にある、極めて懸念
される結果ですが、当然に相談の無いDVがあることを予想しますと、可也の増え方
と推定できます。

一般的には、夫からのDVを経験した妻は、4人に1人と言われ、この中には、
障害者の事例が5387件、日本語が十分話せない、フィリピン人や中国人の事例は
1700件で、多く見られます。
離婚は12694件、元交際相手の被害は3300件ありました。

これらDVは男性からのものが殆んどと見られますが、戦後の夫婦の在り方の変化が
大いに関係しているわけで、単に件数だけを論じても、この基本的な解決には繋がら
ないものです。

夫婦での男女の性の平等は、個人の自由と個性を尊重する「個々の振る舞い」に
重点が置かれ、古来の日本文化での、夫婦の絆は、互いの性が補い育てる、夫婦同体
の思いやり精神が希薄となって、「夫婦の共通の指標」を持たない結婚生活にその
一因があると思います。

少なくとも、戦前まで「強いものは弱いものを助ける」社会規律があったので、
必然的に、暴力は否定される日本の精神文化があったのです。

DVの相談は、内閣府の全国共通電話(0570・0・55210)を掛けることで、
最寄りの「配偶者暴力相談支援センター」につながりますので、早めの相談をお勧め
します。


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