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日本のカメラ業界で一世を風靡した名機のニコンが創業100周年に最大の危機に直面。 [ニュース]

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カメラ業界の二大巨頭の「キャノン」と「ニコン」が、デジタル時代にどう経営の舵を切るかが問われてきましたが、その中で近年のスマホブームで、大きな打撃を受けています。

この影響は、カメラの販売の大手、「カメラのキタムラ」の129店舗の閉店にも表れています。

キャノンは、カメラと事務機の二本柱の事業でこの危機を凌ぎ、次に3Dの光学技術を生かした、医療システムへ向け、事業の第三の柱に着手していると言われます。

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が、他方のニコンは、総売上の7割をカメラ事業が占めており、ローエンド機種からハイエンド機種まですべての機種を揃えてのフルラインナップ戦略で、経営の巻き返しを計りましたが、世界経済の低迷から高級カメラ市場の停滞となり、また、その主力機市場がキャノンとの販売競合でその体力を消耗し、更に、危機回生を狙った高級コンパクトカメラのラインナップが、スマホの波を受けると言うことで、営業利益は45%の大幅減益が予想され、2016年4~12月期の売上高は前年比8.2%減の5,658億円で純損益は8億円の赤字となり、希望退職者も1143人と、深刻な事態に直面しています。

この業績から、2016年に脱カメラへ経営の舵を切り、現在メディカル事業の新規開拓を推進しています。

今年の2017年は、ニコン創立100周年の節目を迎え、世界のカメラ技術「ニコンブランド」を、新分野に如何継続できるかが問われています。



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