SSブログ

私鉄各社が小子高齢化をにらみ葬儀業に進出 [鉄道]

スポンサーリンク




私鉄各社は、戦後の高度成長期に路線拡張と沿線の大規模な個別住宅や団地など開拓事業を
進めて発展してきましたが、この数年は、各社が「葬祭業」に相次いで参入しています。

この背景に、沿線の人口の減少と高齢化による収益の減退とがあると思われますが、これを補う
策が「葬祭業」の進出なのでしょう。

私鉄は、その利便を活用して、その後、若手中年層を取り組む「百貨店業」に進出しましたが、
現在のは、高老年齢層の「葬祭業」で、私鉄ビジネスの「ゆりかごから人生の締めくくり」を揶揄して、
その「最終章」とされるサービス業では、と言われているそうです。

私鉄が葬祭業に初めて参入したのは、1997年に関西の阪急電鉄で、この原因も沿線住宅地の
高齢化によるもので、「エテルノ西宮」葬儀場を造り、沿線の尼崎市や夙川市、芦屋市の住民を
対象にしたものです。

関東では、98~99年に京浜急行電鉄と東武鉄道が、その後05年に南海電鉄が、そして今回29日
に京王電鉄が北野駅南口に、葬儀場「京王メモリアル北野」をオープンしました。

南海電鉄傘下で葬祭業のグリーフサポートは、売り上げが毎年増加していると言います。

私鉄各社の持つ1997~2015までの葬儀場数は、
阪急電鉄の4、京浜電鉄の3、東武電鉄の2、南海電鉄の13、京王電鉄の1、となっています。

嬉しいのか寂しいのかの葬儀サービスです。


スポンサーリンク





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました