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桐生祥秀100m 9秒台の世界に踏み入る [スポーツ]

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日本短距離のホープ桐生祥秀(よしひで19)が、米テキサス州のスティンでの記録会「テキサス
リレー」男子100mで、追い風ながら、9.87秒を記録しました。

桐生祥秀、東洋大が2013年に記録した10.01秒は、日本歴代2位の記録でしたが、今回3.3mの
追い風での参考記録ですが、スターティングブロックで置く両足の前後の幅を少し広げたことが
効果に繋がったとしています。

このスタートの出足に課題があると言われていましたが、今回も他から出遅れはしましたが、
海外選手4人が10秒を切る中で、中盤は独走態勢で走り切り1着のゴールに、本人は「気持よく
リラックスして走れた」と話しています。

今回のスターティングブロックの足幅の広げの感覚は、従来の苦手意識はなかったと言います。

なお、東洋大コーチは、桐生祥秀の冬季のトレーニング効果がうまく行き、痛みもなく土台が
しっかりできてきたので、走りのバランスが良くなってきていると評しています。

次は4月の織田記念ですが、「それまで1カ月空くので、このレースを踏まえて、しっかり走れたら
いいなと思うし、今回出した記録も期待もされると思うんで、織田記念はタイムが出やすいので、
その分しっかり走りたい」と前向きで、もしかしたら期待できるのではないかと感じます。


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