日本のアジアインフラ投資銀行（AIIB）不参加の理由

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昨今報道界は、アジアインフラ投資銀行（AIIB）のニュースで賑わっていますが、
この設立に関して、アメリカとカナダ、日本が未だその参加を表明していませんが、
この理由について、23日放送の「ザ・ボイス そこまで言うか！」（ニッポン放送）
ラジオ番組で、独立総合研究所社長の青山繁晴氏は、中国の窮地を指摘した。

青山氏は、中国が主導のAIIBの設立で、「中国が金を貸すと言っていますが、中国は
世界に金を借りていて、未だに「世界からの借り入れが増えているわけで」、中国が
アジア開発銀行からの発行済融資残高の25.3%を占める債務を返すのが先決事項で
あると指摘し、又、中国のインフラ技術の信頼性も皆無で、投低信頼できるものでは
ないと語っています。

故に、資金力のある日本の参加を望んでおり、今回の日中首脳会談が開催された裏には、
中国のこの窮状があると指摘しています。

更に、金融市場でのAIIBの格付けでは、日本人が総裁を務めるアジア開発銀行「ADB」
と同格とならないことは明白であり、日本の資金担保とインフラ技術が必須で、中国は
日本のAIIB加盟を強く望む理由があるとしているのです。


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タグ：アジアインフラ投資銀行（AIIB） アジア開発銀行 中国債務 日中首脳会談