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日本国民の持つ将来の深い闇とは? [子ども・若者白書]

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内閣府が発表する『子ども・若者白書(旧青少年白書)』の年次報告は、平成22年
から作成されていますが、最新の2014年度結果が発表されています。

この調査結果で、日本と先進7ヶ国(スウェーデン、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、
韓国、との比較調査国の中で、
・自己肯定感は、韓国の71.5%よりも、45.8%と特質のワースト1位。
・意欲は、つまんない、やる気が無いなどで、52.2%のワースト1位。
・心の状態は、憂鬱や悲しいなど、 77.9%で、ワースト1位。
・社会形成・社会参加は、自己の関与意識が低く、30.2%のワースト1位。
・自らの将来に対する希望は、61.6%で、ワースト1位。
・親から愛されている・大切にされている意識は、83.8%でワースト1位。
・その他、社会規範、家族との充実感、友人関係の満足度、自国に対する認識、学校
生活の満足度、職場への満足度、などで、自己認識の項目で他調査国と比較できるも
の内、10種目中全てでワースト1位という極めて厳しい結果になっています。

加えて、2014年度内閣府『自殺対策白書』では、15歳から34歳の世代で男女共に、
死因のトップは自殺で、人口10万人あたり20人というその数は、2番目に多いカナダの
12.2人を大きく上回っています。

子供たちの未来の闇に、この日本をどのように再生すべきかで、識者は次の3点を指摘
しています。

私たち国民は、これらの指摘について共に真剣に思慮し、この再生に尽力すべきことが、
子供を育て国を育てる大人の責務と言えます。

1は、経済の再生です。
識者が言うまでもなく、この「失われた20年」での、政府負債は。対GDPで、その借金
が2.5倍となるなどの、この政府の政策失敗の継続から、国民が尻拭いする現状にあり
ます。

それには、「アベノミクス」を修正して、正しいデフレ対策を進める必要があると論じ
ています。

2は、歴史の再生です。
先の大戦の敗戦で、過去500年に亘る欧米の侵略と略奪による植民地政策の歴史的
記録が、日本の「ポッダム宣言」の敗戦を機に正当化され、欧米の植民地政策に対抗し
アジアを支援した日本の実態とは逆に、日本の他面の侵略国家として、日本が米国に
二度と逆らうことのない無条件の敗戦契約内容の「ポッダム宣言」で、日本民族の
営々と築いてきた、経済と文化の誇りある基盤を徹底して破壊し、自由主義、民主主義
の名の下に、国民に罪悪感を植え付け、誇りを失わせる、報道のプロパガンダで、
自由享楽の骨抜き国民と社会を作り上げてしまいました。

誇りある日本文化の再教育基盤を作ることが必要です。

3は、精神の再生です。
この戦後の欧米の統制歴史を背景に、戦後の若者や子供たちが洗脳され、若者の感覚に、
ワースト1位を形成する精神廃退があります。

先人山岡雪舟に対しての西郷隆盛の言葉に、「命もいらず、名もいらず、官位も金も
いらぬ人は、仕末に困るもの也。」とあります。

識者の嘆く、現在の票取り政治家、天下りで保身の官僚など、そして、財界の、世界で
驚異的な200年も継続する老舗3146社を持つ世界一の日本が、今や、西欧経済文化の
「合理化」「リストラ」「グローバル」の波にのまれて、目先の短期的利益に窮窮と
しているこれら有様は、自己中的な病状で、今や、この言葉の根源にある、政治・経済
への「武士道」を眩しくて触れることも出来ないでしょう。

三大賢人は、これら、将来の見えない日本の闇の根源は、日本の誇りある精神文化の
再生にあると結論付けます。

この日本存立の大きな命題であり、国民一人一人に今から何が出来るのかが問われて
いるのです。


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