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中国貧困地域で4人の兄妹が農薬自殺 [格差社会]

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世界第2位の経済規模の大国の中国で、親の出稼ぎ家庭で孤独な暮らしの「留守児童」
4人が、6月の9日に、農薬で集団自殺をした、痛ましい入―スが流れました。

その事件のあった地域は、貴州省華節市の中心部から車で約3時間の山岳部に在る
茨竹村と言います。

茨竹村は、貴州省の直轄区域で、州内で最も貧乏の農村で在り、村民約2500人のうち
半数が出稼ぎで村を出ていると言います。

兄妹は、15歳の長男が豚の世話をしながら、2人の幼い姉妹を見ていました。

そして、その少年のノートに、「皆さんの行為に感謝します。皆さんが良くしてくれ
たことは分かっています。でも僕は行かなくてはならない。僕は15歳まで生きないと
誓っていましたので、死ぬことは長年の夢でした。今日、リセットします」と、「死ぬ
ことが夢」と語った、夢を持てない少年の姿があります。

近所の張宗義さん(63)は、「子供たちには、両親の愛が足りなかった」と語っています。

新華社の発表では、中国の1日130円以下の貧困人口は、約7017万人に達すると言われ、
経済大国の貧富の差が、極端に拡大しいる現状の中で、この様な賛辞が見られることは、
日本でも、決して「対岸の火事」と言えない、痛ましい現状です。



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