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錦織圭 シティー・オープン2015 制覇成る [ATPファイナル]

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錦織圭の優勝戦は、昨大会の覇者、ジョン・イスナ―(米)との試合となりました。

2.02mの長身から打ち降ろすイグナ―のサーブは、そのバウンドが1.8mを超える
ビッグサーブで、錦織がそれをラケットで捕らえる事は非常に難しいことです。

第1セット開始から、イスナ―のワイドセンターへと1stサーブが炸裂し、
サービスゲームを先行します。

錦織も1stサーブとウイナーで反撃し、ゲームは互角の展開で推移して、錦織
サービスの10ゲームとなります。

錦織はここで1stサービが全く入らず、2ndサーブをイスナ―に狙われ、遂に
ブレークを許し第1セットを失います。

第2セットに入り、錦織はイグナ―のビッグサーブに飛びつき、リターンで
前に出るイスナ―の足元を狙いミスを誘い、又、ラリーでも左右に揺さぶりを
掛け、2度のブレークチャンスを経て競り勝ち、第1ゲームをブレークします。

錦織は、その後も1stサーブが入らず苦戦しますが、最後までサービスゲームを
キープして、第2セットを取り、セットカウントを対とします。

最終第3セットは、イスナ―の好調なサーブの第3ゲームで、突如、ダブルフォルト
が出ます。錦織はこの隙を逃さず、果敢にサーブに飛びつき、リターンからラリー
を制して、この第3ゲームをプレーします。

その後の両者のサーブは良く、再びマッチの10ゲームを迎え、必死のイスナ―の
リターンを左右のラリーから浮いてきた球を裏面ボレーで決めて、セットカウント
を2-1で逆転勝利し、念願の「シティー・オープンの覇者」に名を残したのです。

この試合で、J・イスナ―の1stサーブの確率73%、錦織のそれは、60%での勝利は、
本当に1球のミスが命取りとなる厳しい試合でした。

錦織圭は、今大会では、世界のビックサーバーと言われる、グロス、チリッチを
破り、今大会の昨年の覇者J・イスナーのサービスに、昨年はお手上げの状態から、
僅か1年で互角の戦いを挑み、見事雪辱したことは、世界のトップテンの実力を
確り付けた証しと言えます。

再度ウインブルドンまでの活躍を祈念し、応援します。


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