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錦織圭ATPツアー・ファイナル トマーシュ・ベルデイハを破る [ATPファイナル]

錦織圭(世界ランク8位)の第2戦は、17日ロンドン02アリーナで、トマーシュ・
ベルデイハ(世界ランク6位)チェコと対戦しました。

錦織圭は第1戦で王者ジョコビッチに完敗をし、この試合の調子が危ぶまれ
ました。案の定、1stの入りが悪く、1setを粘りで勝利しましたが、2setは、
完敗の状態でした。

しかし、ここからの錦織の粘りが戻ります。

1setを7-6の接戦で辛くも勝利した錦織は、2setも1stサーブの確率が50%で、
ベルデイハに連続12pを連取され5G連続の3ブレークを許す状態で、3-6で敗れます。

3set、1G、錦織のサーブとなりますが、サーブの入りが悪く2Pのビハインド
となり不安が広がりますが、3連続の1stが決まり、このゲームをキープします。

その後互いにサービスゲームをキープする流れとなりますが、第8Gベルデイハ
のサービスゲームで、突然ベルデイハがサーブもストロークもミスで崩れ、僅か
1Pのみで、錦織がブレークします。

この流れで、ファイナルの9Gを決めて、SC 2-1 で辛勝しました。
2時間23分の激戦でした。これで通算54勝となります。

この勝利で1勝1敗となり、19日に次戦で、世界ランク3位のロジャー・フェデ
ラーを破ると、ベスト4が見えてきます。



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錦織圭ATP・ツアーファイナルイギリスN・ジョコビッチに完敗 [ATPファイナル]

錦織圭(ランク8位)は、11月15日開催の、今季年間成績上位8人で争う
最終戦のATP・ツアーファイナルに参戦し、その予選ラウンドロビン第1試合を、
世界ランク第1位のN・ジョコビッチと対戦しました。(錦織圭の戦績は、過去
ジョコビッチに2勝4敗と負け越しています。)
このファイナルは、8人を4人ずつ2組に分けて総当たりの1次リーグを行い、
各組上位2人が準決勝に進みます。

結果は、第8シードの錦織圭(日本)は4連覇を狙う第1シードのN・ジョコ
ビッチ(セルビア)に【第1セット】1-6、【第2セット】1-6, 1-6の完敗を喫し、
初戦は黒星スタートとなりました。

【第1セット】
第1ゲーム
ジョコビッチの1stサーブが決まり、ラブゲームでキープ。

第2ゲーム
錦織はラリーのストロークミスが続き、ブレークチャンスを与えてしまう。しかし、
2度のピンチをしのいだ錦織だが、最後はサイドアウトしてブレークを許す。

第3ゲーム
ジョコビッチが難なくサービスゲームキープする。

第4ゲーム
ジョコビッチにブレークチャンスを与えた錦織だが、1stサーブが入りもキープする。

第5ゲーム
ジョコビッチがキープ。

第6ゲーム
錦織のサーブがダブルフォルトで、2度目のブレークを許してしまう。

第7ゲーム
ジョコビッチがサービスキープ。

【第2セット】
第1ゲーム
錦織のストロークがネットにかかり、早くも第1ゲームでブレークを許す展開に。

第2ゲーム
デュースにもつれるも、ジョコビッチがキープする。

第3ゲーム
錦織がサービスキープ。

第4ゲーム
ジョコビッチが難なくサービスゲームをキープする。

第5ゲーム
錦織がまたもブレークを許し、ジョコビッチにリードを許す。

第6ゲーム
ジョコビッチが安定したサービスゲームでキープ。

第7ゲーム
最後はラリーでの錦織のバックからのショットを、ネットに出たジョコビッチに
鮮やかなバックハンドボレーを決められ、ゲームセットとなりました。

錦織の負けパターンは、1stサービスが入らないことにあり、この日も全くの不調
と言え、1セットは44%、ブレークを許した第4ゲームでは33%という最悪の状態で、
2セットを通じても50%台で、負けるべくして負けた試合でした。

世界ランク第1位のジョコビッチには死角がなく、ラリーを得意とする錦織の優位
が効を奏せずに、鋭いディフェンスショットで苦しむシーンが何度も見られ、
決め打ちのストロークがミスをする試合で、ジョコビッチの強さが再認識できた
対戦でした。

残りの2戦で、この巻き返しを図って欲しいと願う。



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錦織圭 シティー・オープン2015 制覇成る [ATPファイナル]

錦織圭の優勝戦は、昨大会の覇者、ジョン・イスナ―(米)との試合となりました。

2.02mの長身から打ち降ろすイグナ―のサーブは、そのバウンドが1.8mを超える
ビッグサーブで、錦織がそれをラケットで捕らえる事は非常に難しいことです。

第1セット開始から、イスナ―のワイドセンターへと1stサーブが炸裂し、
サービスゲームを先行します。

錦織も1stサーブとウイナーで反撃し、ゲームは互角の展開で推移して、錦織
サービスの10ゲームとなります。

錦織はここで1stサービが全く入らず、2ndサーブをイスナ―に狙われ、遂に
ブレークを許し第1セットを失います。

第2セットに入り、錦織はイグナ―のビッグサーブに飛びつき、リターンで
前に出るイスナ―の足元を狙いミスを誘い、又、ラリーでも左右に揺さぶりを
掛け、2度のブレークチャンスを経て競り勝ち、第1ゲームをブレークします。

錦織は、その後も1stサーブが入らず苦戦しますが、最後までサービスゲームを
キープして、第2セットを取り、セットカウントを対とします。

最終第3セットは、イスナ―の好調なサーブの第3ゲームで、突如、ダブルフォルト
が出ます。錦織はこの隙を逃さず、果敢にサーブに飛びつき、リターンからラリー
を制して、この第3ゲームをプレーします。

その後の両者のサーブは良く、再びマッチの10ゲームを迎え、必死のイスナ―の
リターンを左右のラリーから浮いてきた球を裏面ボレーで決めて、セットカウント
を2-1で逆転勝利し、念願の「シティー・オープンの覇者」に名を残したのです。

この試合で、J・イスナ―の1stサーブの確率73%、錦織のそれは、60%での勝利は、
本当に1球のミスが命取りとなる厳しい試合でした。

錦織圭は、今大会では、世界のビックサーバーと言われる、グロス、チリッチを
破り、今大会の昨年の覇者J・イスナーのサービスに、昨年はお手上げの状態から、
僅か1年で互角の戦いを挑み、見事雪辱したことは、世界のトップテンの実力を
確り付けた証しと言えます。

再度ウインブルドンまでの活躍を祈念し、応援します。



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錦織圭決勝へ シティー・オープンでチリッチに雪辱 [ATPファイナル]

錦織のシティー・オープン7日目は、昨年全米オープンの決勝で敗れた、世界ランク
8位第3シードのチリッチ(クロアチア)と対戦です。

チリッチとの対戦は、今度が9度目で、過去の戦績は、5勝3敗の相手です。

第1セットは、チリッチのサービスゲームで開始された第2ゲームを、錦織のスローク
ミスでブレークを許してしまい、その後の互いのサービスゲームをキープして、3-6で
先行されます。

第2セットは、逆に第2ゲームでブレークし、更に第4ゲームもチリッチト5回のジュース
の山場で、チリッチがミスを連発してブレークし、その流れで6-1とし並びます。

第3セットは、チリッチの第1サービスゲームをブレークし、この流れでと思われましたが、
第8ゲームでブレークバックされ振り出しに戻ります。
そして次の第9ゲームを再びブレークして、第10ゲームを決めて、6-4とし、セット
カウント2-1で、逆転勝利を飾りました。

遂に決勝にたどり着きましたが、決勝は、世界ランク18位第8シードのジョン・イスナー
(米)が有力と見ます。



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錦織圭 準々決勝S・グロス(オーストラリア)初対戦 [ATPファイナル]

錦織圭ATPワールド500シティー・オープン準々決勝は、S・グロス(オーストラリア)と
初対戦です。

S・グロス(グロート)は、世界62位ながら1.93mの長身から世界最速の263kmを持つ
ビッグサーバーです。

試合開始からグロスのサーブが決まり、錦織もサービスゲームをキープして、淡々と
ゲーム展開が続きましたが、7ゲーム目にブレークの機会がやってきまして。

2ndサーブからネットに詰めてくるグロスの足元を狙ってリターンを返し、ボレーミス
を連発させてこのゲームをブレークします。

その流れで第1セットを6-4で先行します。

第2セットの第5ゲームでは、グロス得意のサーブ&ボレーでネットに出てくる処を、
錦織は、長身グロスの頭越えのロブショットを2本決めて、このゲームをブレークし、
自分のサービスゲームのブレークの危機を凌いで、第10 ゲーム競り勝ち、これも
6-4で取って、2-0のストレートで準決勝に進み、4強入りを果たしました。

次の相手は、昨年の全米オープンで敗れた強豪チリッチです。



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錦織圭始動 ATPワールドツアー500シティー・オープン [ATPファイナル]

錦織のグランドスラム棄権から一ヶ月、再度この制覇へ向けて再始動を開始し
ました。

昨年のワールドツアー・ファイナルを経て、6月のウインブルドンでの故障棄権は、
癒えたのでしょうが、再度ATPワールドツアー500からの挑戦が開始されました。

「シティー・オープン」は、世界ランク3位のマレー、全米オープン決勝のチリッチ、
ウインブルドン・ベスト4のガスケ選手等、多くの強豪が出場します。

8月5日19:00~の錦織の初戦相手は、オーストラリア、ダック・ワース(23)戦が、
雨天サスペンデッドで大幅に遅れました。

第1セットは1ヶ月の実践ブランクからか、ブレイクチャンスを仲々ものにできない
展開が続き、ダックワースに苦戦します。

錦織は、第1セットの第1ゲームをいきなりブレイクする好スタートをしますが、
第2ゲームですぐにブレイクバックされ増す。
しかし、第3ゲームを再度ブレイクに成功して1ブレイクアップ。
その後は何度もブレイクチャンスが来ますが、仲々ブレイクできない展開で互の
キープが続き、第10ゲームの錦織のSFSに期待しましたが、何と、ダックワースに
ブレイクされて、ゲームはタイブレークに突入します。

ここでも先に錦織が1ミニブレイクアップで先行しますが、又も途中で追いつかれ、
ダックワースがネットに出たところを、錦織がロブアウトして、第1セットを落と
してしまいます。

第1セットの10回もあったブレイクチャンスを取り切れず、後味の悪い負方でした。

第1セットのダックワースの1stサーブの確率は54%エースが8本、錦織選手の1st
サーブの確率は大きく上まって63%と好調で、アンフォースドエラーも、ダック
ワークの11に対して3と少なかったのにです。

錦織としては不思議な負け方で、もしかしたら怪我からの実践を確かめた試合で
あったかもしれません。

第2セットの錦織選手は、明らかにギアを上げ増した。
第2ゲームをブレイクすると、第4ゲームも再度ブレイクに成功し、その後も全く
不安のない安定した試合で、SFSの第7ゲームを、確りキープして6-1で第2セット
を取ります。
なんと第2セットの1stサーブ確率は58%でもポイント獲得率は100%、アンフォー
スドエラーはわずかに3本の完璧なゲーム展開でした。

第3セットは、第3ゲームをブレイクに成功し、その後の自分のゲームをきっちり
とキープして、第10ゲームのSFMを難なくキープし第3セットを取リ、結果、2-1
(6-7)(6-1)(6-4)でダックワースに勝利しました。

第3セットの錦織の1stサーブの確率は79%、アンフォースドエラーは21で、明らか
にギアーの上を切り替えた試合でした。



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錦織圭ゲリー・ウェバー・オープン準決勝を棄権!! [ATPファイナル]

錦織圭の準決勝で、アンドレアス・セッピ(45位)との対戦が、20か23:11分に開始となりました。
アンドレアス・セッピは、これまで錦織同様にここまで勝ち上がった、全てにバランスの在る、
特にグラスに強い強豪です。

錦織との対戦は、1勝2敗ですが、2年前のウィンブルドン(グラス)の3回戦で錦織を破っています。

グラス 35勝28敗 勝率.556
クレー 110勝 103敗 勝率.516
ハード 126勝152敗 勝率.453

錦織圭は、この試合は通常の試合スタイルとは変わり、帽子も、何時ものトレードマークの
ヘアバンドも付けず、そして、左足膝下をテーピングで出場です。

錦織のサーブからスタートしますが、相手のリターン対しても錦織の動きが無く、第1Gを
簡単にブレークされます。

第2Gに入り、セッピのサーブに対しても反応は小さく、足を止める試合展開で、ラブゲーム
で落とし、GC 0-2となります。
第3Gはキープしたものの、この様な練習以下の状態で、第5Gまで続きます。

そして錦織は、第6Gで、遂に棄権を申し出ました。

試合内容から、フットワークの良さを武器に戦ってきた錦織ですが、この姿が全く見られず、
とても試合をする状態に無いと分かる展開でした。

何があったかは分かりませんが、先の、ダスティン・ブラウン戦で、負けの第2セットの後半
休憩時に、足を抑えていた姿がありました。

何れにせよこの棄権は、フェデラーを倒して優勝を狙って錦織には、非常にきつい決断であっ
たと思います。

また、1週間後のウィンブルドンに影を残すことになりました。

早急な回復をお祈りします。



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錦織圭ATP500ゲリー・ウェバーOP第2回戦 [ATPファイナル]

錦織圭ATP500ゲリー・ウェバーOPの第2回戦は、18日20時、ハレスタジアムから、
地元ドイツのダスティン・ブラウン(114位)との初対戦です。

第1回戦で、初対戦のティームに10回のブレークピンチの内、9回をよく凌いで、
結果は、グラスコートで2-0の初勝利をしましたが、その内容は最後まで互角の厳しい
試合で、ATPラリーでの世界ランクは、その場の実力には通用しないことを語っています。

D・ブラウンは、2013年のウィンブルドンでは、その2回戦で元王者のL・ヒューイット
(オーストラリア)を破り、昨年の今大会では、R・ナダル(スペイン)を、ストレートで破る
などの実力者で、今大会はワイルドカードで参戦しており、錦織との対戦は予断を許さぬ
状況です。

全試合が長引き、錦織の試合も1時間半遅れの21:30分から、D・ブラウンのサーブで
開始されました。

ブラウンの長身からのサーブは、200kmを超える強烈なサーブで、ブラウンのテニスは、
サーブ&ボレーで決める揺るぎない強さを見せ、簡単に淡々と自己のサービスゲームを
刻んでゆきます。
ただ、錦織の今試合の違いは、錦織もサービスの確率が良く、自己のゲームを落とさず、
互いにサービスゲームをキープして、第10Gの5-5まで進みます。

第11Gにきて、錦織のリターンに圧されてきたことで、ブラウンのサービスにダブルフォ
ルト(DF)が出て、錦織はブラウンのサービスの甘くなったところを逃さずリターンを決め
て6-5とブレークし、錦織のサービスゲームを決めて、第1Sを7-5で先取しました。

第2Sに入って、ブラウンのサービスの速度に錦織が合うようになり、ブラウンのサービス
の第3GでDFを出し、徐々に識織の圧力が効き始め、ブラウン得意のサーブ&ボレーも出せ
なくなり、錦織は、この第3 Gをリターンエースを決めて競り勝ちブレークします。

錦織は、ブラウンのサーブでのリターンも多くなり、コースを突くストロークで決めて、
第5Gもブレークし、錦織のペースとなります。
ブラウンは、巻き返しを図りますが、錦織のサーブとストロークで圧され、そのまま、
第2Sも6-1となり、錦織は、2-0のストレートで、ベスト8に進出しました。

今回の錦織は、従来の試合とは違い、サーブの確率が高く、安定した勝ち方でした。
この様な試合ができれば、優勝が期待できると思います。



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錦織圭ウインブルゾン前哨戦に辛勝 [ATPファイナル]

錦織圭は、ウインブルゾン前哨戦とする、ATP500ゲリー・グレバーOP(ドイツ・ハレ大会、
6月15日から21日)に出場し、オーストラリアの新鋭、D・ティーム(オーストリア)との
初対戦に臨みました。

錦織は6月29日から7月13日まで開催の、ウインブルドン大会に対する芝コートに慣れ、
体調を高めるための大切な試合です。

第1セットは、ティームのサーブで開始されますが、得意のビッグサーブの1stが入らず、
錦織が第1Gで行き成りブレークします。

その後の試合は共にサービスゲームをキープして、GC5-4から錦織のサービスゲームと
なり、このGをキープすると第1セットを勝利しますが、ここで錦織がサーブ、ストローク
共に崩れ、自滅の形で、このGを落とします。

タイブレークとなって、互いの激しい攻防となりますが、Adとなった錦織の見事な1st
サーブが決まり、漸く7-6で辛勝して、第1S (セット)1-0で先行します。

第2Sに入り、D・ティームのサーブが決まり始め、ティームのサービスゲームは危なげの
ない勝ち方で進行しますが、錦織の1stの確率は悪く、2ndサーブからのラリー戦からネット
プレーを多用して凌ぎ、第12Gの錦織のサービスゲームのAdで1stサーブがセンターに決まり、
GCが7-5となり、第2Sを取り、SC2-0で勝利しました。

GCこそストレートですが、D・ティームのサーブ、左右コーナーを突く厳しいクロス・
ラリー戦で、錦織は走りまくり、拾いまくり勝利した、激しい内容の辛勝でした。



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錦織圭バロセロナ・オープン偉業の連覇なる [ATPファイナル]

錦織圭のバロセロナ・オープン大会連覇を賭けた決勝戦は4月26日で、その対戦相手は、
パプロ・アンドゥハル(スペイン)となりました。

パプロ・アンドゥハル(29・スペイン)は世界ランク66位で、第3シードのダビド・フェレール
(David Ferrer、スペイン)を、持ち前のサーブが冴えて7-6.6-3のストレートで下し、この
カード初白星で優勝にコマを進めました。

錦織圭のこの試合のポイントは、今大会低率50%前後の1stサーブの確率を、60%台に
上げることです。

試合は、錦織のサービスで開始され、先取体制での展開が期待されましたが、期待に反し
行き成り第1ゲームをブレークされ、追う展開となり、第2ゲームのリターンゲームを取り、
1-1のタイとして試合は互いにサービスゲームをキープして、勝負の6得点目の10ゲームを
向えます。

錦織は、この10ゲームを長いラリー戦の末にブレークして、第1セットを、 [0110101011]
の[6-4]で先取しました。

第2セットも錦織のサービスで開始しますが、フェレールは、挽回を計る積極プレーで、
第1ゲームをブレークされ、このビハインド状態がフェレール主導で7ゲームまで続く
苦しい展開となりました。

しかし漸く8ゲームのリターンゲームをブレークして、4-4のタイとしてリズムをつかみ始め、
9ゲームをキープして5-4とし、勝負の10ゲームを向えます。

フェレールのサービスゲームで、1stサーブミスが多くなり、ポイント40を取りながら
初めてのダブルフォルトを出すなどで、錦織はピンチを免れて、アドバンティージで向かえ
たフェレールのバックのセカンドサービを、鮮やかなダウンザラインを決めて、このセット
6-4で取り、セットカウント2-0で勝利し、この大会の連覇を達成しました。

この優勝戦は、第1セット、第2セットともゲームを決めるポイントでの錦織のミスが目立ち、
終始フェレールに先攻を許す形で転移しましたが、セットの後半のポインで勝つ展開でした。

又、課題とされた1stサーブもこの大会を通じてINの確率が50%台と低いなかで、セカンド
サーブからの展開は、特に、準々決勝からは非常に苦しい試合運びの大会となりました。

ただこの大会を、不利な守勢からでも勝ち進んだ2連覇は、確実に錦織の力を証明したもの
であり、日本人ツアー最多の9勝とこの大会の連覇は10人目で、歴史に残る偉業です。



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錦織圭ATP500バロセロナ・オープン決勝に進出連覇なるか [ATPファイナル]

錦織圭は昨年この大会で、アジア人として初の栄冠を手にし、今年は2連覇を賭けた大会です。

この準々決勝で、R・バウティスタアグートと対戦し、この試合の第1セットの1stサーブの
確率は84%で、6-2で圧倒しますが、第2セットの1stは41%と崩れ3-6のタイとなります。
がこのフルセットを6-1として、準決勝に進出しました。

そして準決勝の対戦は、昨年全仏の第1回戦でストレート負けの難敵14シードのマルティン・
クリザンでした。

錦織圭の第1セットの立ち上がりは、脅威の5ゲーム連取となり、6ゲームはキープされました
が7ゲームを取り、6-1と先行します。第2セットに入り、クリザンが攻勢に出て、第1ゲームを
ブレークされ、その後も危ない場面が何度もありながら、これによく耐え、結果的には第2、
第4とブレークして6-2で破り、決勝に進出しました。

この試合の錦織圭の1stサーブの確率は53%と相変わらず悪いものでしたが、相手1stに対する
リターンがよく、又クリザンの強いラリー戦も競り勝っての風格を感じた勝利でした。

決勝は26日の午後5時半(日本時間27日午前0時半)からで、世界66位のパブロ・アンドゥ
ハール(スペイン)との戦いです。

バロセロナ・オープンの連覇が目前となりました。




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錦織圭の第二戦 昨年決勝対決のS・ヒラルドと対戦で勝利 [ATPファイナル]

錦織圭の第二戦は、昨年のバルセロナ・オープンで、決勝で対決のS・ヒラルドで、
ヒラルドはサービス・ストローク・フットワークともに強く、バランスの取れた、
気の抜けない相手です。

試合は、互いがストロークとクロスのコーナーを突く長いラリーが続く展開となり
ましたが、第一セットの錦織は、少し前に詰めて早いリターンでの攻撃をします。

そして、このセットの第2 ゲームを15-40の不利なカウントから、又、第4ゲームも
デゥースを重ねた末にブレークし、その後、ヒラルドは第5ゲームで錦織をブレークし、
激戦を重ねながらも、互いにサービスゲームをキープして、最終の第8ゲームで、
ヒラルドのサービスゲームをブレークし、このセットを6-2で取り先勝します。

第2セットも同様の展開となりますが、錦織は、ストローク戦にドロップショットなどで、
左右に前への揺さぶりで攻撃に変化を付けます。この様な展開の疲れと焦りから、
ヒラルドはファースト・サーブの確率が下がり、錦織は、第2・第4ゲームをブレークして、
第2セットも6-1で勝ち、第二戦を勝利し、ベスト8に勝ちあがりました。



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錦織圭ATPワールドツアー500バルセロナ・オープン・バンコ・サバデルの初戦を突破 [ATPファイナル]

ATPワールドツアー500 バルセロナ・オープン・バンコ・サバデルの2回戦は22日に、
第1シードの錦織圭の第1試合がテイムラズ・ガバシビリ(ロシア)と対戦しました。

結果は、第一セットをガバシビリの第4ゲームをブレークして錦織が6-3で取り、第二セットは、
第5ゲームをブレークしてそのままサービスゲームをキープして、錦織が6-4として、セット
カウント2-0で勝利しました。

ガバシビリは、第一と第二共にセット内で1ゲームのブレークを許し敗れましたが、ファースト
・サーブでポイントを稼ぐ展開で、それに対して、錦織は、相変わらずファースト・サーブの
入りが59%で、ポイントの殆どはセカンド・サーブからの試合の組みのストローク戦で、
相手の逆を突くショットが良く決まり、この勝利をものにしました。

しかし、錦織のサーブ以外の、試合の運びは可也安定していて、ガバシビリのサーブの対応や、
ラリーの強打も対等で勝負しており、終始、安心の持てるものでした。

第3回戦(2試合目)は、S.ヒラルド(コロンビア)戦で、課題のファースト・サーブを60%台に
乗せることが、より楽で勝つ試合に繋がりますのでそれを祈ります。



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