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北斗昌の乳がん健診はマンモグラフィー検診廃止を語る [乳がん]

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北斗昌の乳がんによる右乳房の全摘出の報道は、女性の多くに衝撃であったと思われる。

乳がんの健診は、重篤疾病の一つとして今や常態化しており、相当の関心事であり、
かつ、医術面も相当に経験を積んだものと認識していたことの出来ごとだからです。

その医療に対する期待と過信が、この結果を産んだとも言えます。

北斗昌(48)さんが、胸に違和感を覚えたのが今年の初めであったのですが、昨年秋に
乳がんの検診を、マンモグラフィーと超音波でも検査を受けていたので、胸の乳がん
に思いが及ばなかったと言います。

しかし、痛みも出てきたことから今年の7月に精密検査を受けて、径2cmの腫瘍が発見
されたのです。

このショックは、大変なものであったと思われます。

昭和大学病院乳腺外科の明石定子準教授は、この現象を次のように述べています。

北斗さんの腫瘍の2cmの大きさは、決して大きなものではなく、発見が遅れたと言えない。
乳がんは、一般的にその進行は遅いものですが、例外的に早く進行したと思われる。
腫瘍の出来た場所が、乳房の増したであり、最悪のケースであること。
マンモグラフィーの検査は、乳腺の密度が高いことで、しこりとの見分けが付き難い
難点があり、その検出精度を高める超音波を併用することが望ましい。

と反論的な講評していますが、乳がんの早期検出できれば、その90%が完治すると
言われている時代に、北斗さんの場合不運にも、これらの全てに裏切られたと感じ
られます。

今回の北斗さんのケースは、医療の検査技術に対する「深刻なリスク」の説明があり、
本人がその深刻さを理解していたかが疑問であり、寧ろ一般的知識として、医療の利
点のみが強調され、健診の「過信」がこの事態を引き起こしたのではと考えます。

今年の5月のスイス医療委員会では、「マンモグラフィー」での健診は、乳がんの
救世主にはならないと結論づけて、世界的に権威のある医学誌に発表し「健診の廃止」
を勧告しています。


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