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錦織圭 リオオープン2017優勝候補の 初戦敗退 [ATPワールドツアー]

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錦織圭は、ATP500のリオオープン2017に、シード1位で出場しましたが、
その初戦で、世界ランク76位のT・ベルッチに、4-6 3-6のストレートで敗れました。

世界ランク第5位、シード第1位の錦織圭が、従来無敗の格下ベルッチに、まさかの惨敗は、何があったのでしょうか?

この日の錦織圭は、今まで見られていた1stサーブの確率の不味さを感じさせないスタートで、ストロークショットに何時もの切れが見られない状態で、自己のサービスゲームを第9ゲームまでキープしていましたが、その第9ゲームで、1stサーブが入らず、錦織のラリーミス3本でブレークされ、第10ゲームも、ベルッチの1stサーブと錦織のネットインのボールを決められて、第1セットを落としました。

この時錦織は、自分のもどかしさの不満を爆発させてラケットを地面に叩きつけ、珍しくラケットを破壊する場面があり、会場のブーイングを呼ぶ、シード第一位の品格を失う態度がありました。

第2セットも、サーブとラリーミスが更にひどくなり、ベルッチに第1.7.9ゲームをブレークされ、錦織は、第4ゲームをブレークバックしただけで、終始ベルッチに先手を許して、第9ゲームで4度のマッチポイントで、勝負のネットボレーがアウトとなり、ストレートで敗退しました。

この試合の錦織圭は、前大会のアルゼンチンの優勝を逃した直後の疲労からか、暑さのためか、また、クレーコートによるものかで、その精彩を欠き、特に、ベルッチのサーブとショットのタイミングに終始合わせず終いのまま、この大会優勝候補の錦織が惨敗した試合でした。


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