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海外銀行口座開設の詐欺に勝つ [銀行口座]

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日本の大手金融機関から海外送金をしようとしたところ、銀行から言われたのは、「海外送金の目的が『不正な取引等に関わっていない』ことを証明できるだけの書類を提出してください」とか、「送り先の口座利用者が誰なのかを明らかにしてください」といったことでした。

書類とは、たとえば取引を交わした契約書、請求書、証明書などの類です。また、口座利用者を証明するために、契約に至るまでに当人と交わしたメールやFAXなどの証拠書類の提出を求められました。

この制度は、KYC(Know Your Customer)という個人認証の1つで、銀行取引において必須のことですが、この証明書類も、銀行によって異なりがあります。

この海外送金手続きとして、現在は、「マイナンバーの提示」が必須です。
ので、海外居住の日本人は、マイナンバーがありませんので、金融機関に海外の住所を届ける必要があります。この転居手続きが未了ですと、送金のサービスが受けられませんので要注意です。(3年の経過処理があります)

さて、肝心の「海外銀行口座開設」ですが、この海外口座を持つにあたり、その銀行の信頼性や安全性を調べると思います。そして、そこに預金を置く以上、金利高も、その選択条件となるでしょう。

此処での問題は、「高金利や資金運用による高配当」は魅力的ですが、その銀行の信用度などの判断が難しいことです。

銀行は、各国でも一般的には信頼が置ける金融機関ですが、国の銀行管理に大きな違いがあり、日本の銀行の安定と安心の認識とは大きく異なり、海外では銀行倒産もしばしば起こりますので、特にこの異なる認識を持たなくてはなりません。
そこで、海外銀行口座開設の仲介業者を頼ることになりますが、此処に詐欺の入り込む隙間が産まれます。

故に、この詐欺の回避には、海外送金を業務とする送金元の金融機関に、送金先の信用情報の調査を依頼したり、ネットで、金融庁にその金融機関を確認することが大切なこととなります。

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