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日本は何処へゆく 医薬の反社会 [最新治療]

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断薬・減薬の勧めは、薬剤師 宇田川久美子氏が提唱します。
日本人は薬漬けと言われるほど多種多量の薬を服用していますが、
生活習慣病での服用は、長期を、又は、生涯続けなくてはならないものが多くあります。

それは何故でしょうか。

宇田川氏は、薬の8割は不要と言い、健康保持に、断薬、減薬を進めています。

さて、昨今の疾病予防の主力に、生活習慣病がありますが、その治療薬は、根治する
ものではなく、大半が対症療法の薬です。

その為、それらの投薬量が増えるのは、その投薬の影響で、他臓器に悪影響を与える
ためと考えられますし、または、当該対症の悪化で、更に多量の投薬が必要になって
いると考えられます。

更には、疾病診断の判定基準の変更で、疾病領域が広がることで、その対象者が増加と
なり、従来は投薬が必要ない人も、投薬することとなります。

例えば、高血圧測定値の従来は、年齢✛90と言う診断基準でしたが、現在の高血圧の
基準値は、140以上ですから、従来の55歳の人の平常領域は、55+90=145ですが、それが、
現行では高血圧症と判断され、降圧剤の投薬が必要となるわけです。

その高血圧症の人の血圧を薬によって強制的に降圧をした場合、血流の流れが低下する
ことになり、逆に、血栓や脳の酸欠が生じたり、だるさや眠気などや、糖尿病のリスクの
増加、痴呆症などの脳障害を誘発する危険が報告されています。

従いまして、そもそもの体の不調判断の基本は、各自自分の身体の声を聴く、自覚症状の
判断が一番と言えます。ただ自覚症状の出るものとなり限界はありますが。

自覚症状のない、コレステロールも判定値は同様のことが言えます。
現在コレステロールの正常値は、220でありますが、臨床研究報告では、コレステロール
値の低い方が、短命であるとか癌になりやすい報告結果が出ていますし、他方、高コレス
テロール血症値の260∼280では、体内の免疫力を上げる効果が報告され、低コレステロール
値域では、免疫力や代謝、筋力の低下が生ずる報告データがあり、その危険性が指摘され
ています。

この様な背景から推測しますと、健康診断の結果は、自己の健康状況の推移を診るデータ
として管理し、自己の疾病診断と投薬は、自分の不調を確認して、投薬は、その結果の
良否で判断し、慎重に行うことをお勧めします。

現在は、治療のための治療、継続治療で薬を多用する、医療機関と製薬会社のための治療が
横行し、病人増加の一途をたどる、病的薬害社会となっているのです。

薬剤師から診た、薬の8割不要説は、その実態の表現と言えます。


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