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テニスウィンブルドン選手権第3日(2021年6月30日)錦織圭 初戦突破 [ウインブルドン]

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錦織圭(世界ランキング53位)は、ウィンブルドン選手権、男子シングルス1回戦で、同67位のアレクセイ・ポピリン(21=オーストラリア)を、6―4、6―4、6―4でストレートで下し、日本人初の4大大会シングルス通算100勝目記録の快挙を達成しました。

錦織圭は、自己の弱点でもあり、また、怪我などもあり、この数年サービスの改造を続けていますが、この試合もファーストサーブの確率は50%止まりで、苦戦の要因となっています。

従いまして、2nd サーブからラリー戦でポイントを取ることとなりますが、相手が上位に行くほどラリー回数が増し、身長体力で勝る海外選手との勝負は、鋭角やダウンザラインの精度が必須で、UFEミスも多くなり、不利となっています。

幸い、1回戦のポピリンは、フットワークがそれ程よくなく、逆に調子を上げている錦織が、ネットとラリーで攻め切る展開で得点し、勝利に結びつけられました。

試合時間は、1時間58分の快勝で、相手のセカンドサーブの時に、精度の高いリターンの攻めと、ネットプレーは24回中19回成功して試合を支配したこと。そして、7度ブレークポイントを握られながらも、勝負どころで耐えて、一度もブレークを許さなかったこと。が、この勝利を握りました。

試合の意識を、「リターンがキーになると思っていたので、攻める意識を持ち」、白星の数ではなく、2回戦以降につながる勝因に目を向けた。

2回戦は、同78位のジョーダン・トンプソン(27=オーストラリア)と対戦です。

錦織は、今回の100勝の節目にも無頓着で、18歳だった08年ウィンブルドン選手権での4大大会本戦デビューから今年で13年目、今回が43回目のグランドスラムで、その通算成績は100勝41敗となります。

この大台到達は、男子で51人目、現役では12人しかいない快挙に、錦織圭は、「特に、何も感じません」と、そして、「今日の試合を見ると経験値の差はあるのかなと感じた」と、自己の評価を話しています。


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