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島袋将が決勝進出。世界ランク上位のイタリアの新鋭に快勝 (JTA) [ATPワールドツアー]

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【11月18日 第6日】
ATPチャレンジャーツアー(カテゴリー75)の兵庫ノアチャレンジャーは三木市のブルボンビーンズドームでシングルス準決勝を行い、第5シードの島袋将(有沢製作所)が第3シードのイタリア選手に快勝、決勝に進出した。19日の決勝で、先週の愛媛国際オープンで敗れたクロアチア選手と対戦する。

[シングルス準決勝]
○島袋将(有沢製作所) 6-2,6-2 ●Luca Nardi(イタリア)

■相手のイタリア選手は世界ランク128位で、28日に開幕するネクストジェンATPファイナルズにも出場の可能性がある20歳の新鋭だ。先週の愛媛国際オープンで優勝、好調を維持して4強に勝ち上がっていた。島袋も調子を上げており、接戦が予想されたが、所要時間1時間弱の一方的な試合になった。サービスゲームのポイント獲得率は82%に達し、相手に一度もブレークポイントを握らせなかった。

■バックハンドの激しいラリーが印象に残る。「彼もバックハンドがいいし、いいボールを打たれるが、自分もそれ以上のボールを打てる。バックから崩していける自信があった。相手の武器から壊していく、引かずに真っ向勝負していく、そういうイメージで、いいプレーができた」。低い弾道での打ち合いにはスリルがあったが、島袋にしてみれば確信を持って打ち続けた強打だった。

■課題にも答えを出した。このところ、スペースをねらったショットがミスになり、そこから崩れる試合があったが、「焦る必要はない、いいボールを打ってるのだから、いい質のボールを打ち続けて相手を崩すという考え方に変えた」。決めるべき場面での痛いミスが減り、ゲーム運びが楽になった。ラリーで徐々に優位に立つと、最後は余裕を持ってウイニングショットを突き刺す。「(サーブからの)3球目で崩し、5球目7球目でじわじわと相手を崩していくスタイルが昨日の準々決勝から良かった。イメージ通りの試合運びができて、いい試合だったと思う」と島袋は胸を張った。

■決勝で当たるクロアチア選手には先週の愛媛国際オープンの2回戦で当たり、ストレートで敗れている。「彼も今週、いいプレーをしている。もちろんタフな試合になるが、自分らしいテニスをして、ホームでの開催を生かし、日本のチャレンジャーで初めての優勝を獲得できるように頑張る」と雪辱を誓った。


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