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北海道根室市と北方領土を繋ぐ海底通信ケーブル遂に発見 有形文化財に!! [北方領土]

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第2次大戦終結まで、北海道根室市と北方領土の国後島を結んでいた通信用海底ケーブルの中継拠点「根室国後間海底電信線 陸揚りくあげ 施設」を9日、市などによる調査が行われ、この日は、専門家やボランティアなど約40人が、小型重機やスコップを使って発掘を開始。約1時間後、施設周辺の深さ約50㎝の地中から、太さ約5、5㎝の赤銅色のケーブルが遂に発見されました。

同施設は戦後、民間に払い下げられて倉庫として使われていましたが、2013年に市が土地ごと購入されたものです。

市教育委員会などによると、施設は、1900年に旧逓信省が敷設したケーブルを地下から陸揚げするために、鉄筋コンクリート平屋建ての約20平方メートルが建設され、内部の床に開口部が設けられていて、その敷設ケーブルは。根室市から国後島を経由して択捉島まで延びていたが、旧ソ連が占領後に切断したため、その後は、ケーブルの切れ端が海底に沈んでいたとみられ、施設内や周辺では見つかっていなかったものです。

国の文化審議会は7月、施設の文化財登録を文部科学相に答申した。調査を指導した北海道博物館の右代啓視学芸員は「北方領土とつながる象徴的な建物であり、通信ケーブルは重要な文化財となるので、無事に見つかってホッとしている。北方領土との交流事業などでの活用も期待される」と語っています。(読売新聞)

市は、その施設が国の登録有形文化財となる見通しで、近く、その通信ケーブルの一般公開を検討していると言う。

北海道根室市を訪れた時には、同施設を是非拝見して見たいと思います。


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