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中国の台湾侵攻は日本の領土侵攻と同じなのです。!! [中国]

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皆さんニュースなどの対中国経済制裁などを見て、「なんか変わってきたな」と気づいておられる方も多いのではないでしょうか?
それは、最近、日本、アメリカ、欧州、オーストラリアなどが、中国との和解を模索している様子が見えるからです。

今、ロシアーウクライナ戦争、イスラエルーハマス戦争が起こって、アメリカは、ウクライナとイスラエルを支援する「二正面作戦」の状態であり、且、米国次期大統領戦も控え、共和、民主両党の対立もあり、民意も分断して、武器支援の予算獲得が難しく、又EUも、この支援に一枚岩でないため、ここで中国が台湾に侵攻し、北朝鮮が韓国に侵攻すれば、「四正面作戦」になりす。

なので、中国が今台湾に侵攻すると、その措置の困難が予想され、欧米と日本は、一体化して中国懐柔に動いているためです。

他方中国は、不動産バブルがはじけ、国内から外資が大挙して逃げ出し、経済がボロボロになっています。故に中国は、欧米と仲よくして、制裁を解除してほしいし、外資に戻ってきてほしい。それで、中国側にも、日本や欧米と仲よくしたい動機があります。

習近平が、「アメリカは今、ウクライナ支援、イスラエル支援で二正面作戦をしている。台湾を助ける余裕はないだろう。今なら侵攻できるぞ!」と確信したらまずい。だから今は、日欧米豪などと仲よくしたほうが「お得」ですよと思わせる必要があるのです。

日本には平和ボケの人が沢山いて、中国が台湾に侵攻しても、日本は関係ないと言う人がいます。そんな人は、中国軍シンクタンク軍事科学院の何雷・元副院長(中将)が何を語っているか知るべきです。『共同』12月9日付。

中国は、日中関係が不安定化する要因について、台湾問題を挙げ「中国の核心的利益に干渉するのは許されない」し、更に、尖閣は「台湾省」の一部だと主張しているのです。

これらをまとめますと、中国の主張は、以下のようになります。
尖閣は、台湾の一部である
台湾は、中国の一部である
よって、尖閣は中国の一部である
だから、中国が台湾を武力統一する際、当然(台湾の一部である)尖閣も含むわけで、中国による台湾侵攻は、日本領への侵攻でもあるのです。

習近平は、「日本に沖縄の領有権はない!」と宣言しているので。尖閣に続き、次は「沖縄も中国に返せ!」と確実に沖縄に侵攻する可能性が極めて高いのです。

由って、台湾問題は日本領土問題と同意義なのです。

即ち日本は今、中国と戦術的和解を進めながら、一方で、軍備増強と、アメリカ、欧州、インド、オーストラリア、東南アジアなどとの安保面での協力関係を、より強固なものにする努力が必須なのです。


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