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健康な身体づくりに「血糖値」と「食品のGI値」を活用しましょう。 [健康食材]

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血糖値とは、血液中のグルコース(ブドウ糖)の糖分濃度の値を言います。

糖分は、食事のご飯やパン、麺類などの炭水化物が体内に消化吸収されて、血液で細胞に運ばれ、エネルギー源となる大切な成分ですが、体内で過剰の高血糖となると、細胞から有害な活性酸素が発生して、血管の動脈硬化を進行し、その悪化で血管の損傷や閉鎖、破損等を生じる危険な状態となります。

高血糖値の判定は、食後のグルコース濃度指標値が、140mg/dl以上となることを言います。

体内では、この血糖値が上がると、インスリンという血糖を下げるホルモンが膵臓から分泌され、細胞に取り込んでその濃度調整が行われますが、このインスリンの分泌が追い付かなくなると、食後しばらく経っても血糖値が下がらず高血糖状態が続きます。このような血液中の糖濃度が慢性的に高い状態を「糖尿病」と言います。

高血糖の予防には、低糖分の食習慣が必要ですが、食材で、その糖分含有量の高低を見分ける指標に、GI(グリセミック・インデックス)値があります。

低GI食選びのポイント
ポイント1  デンプン質の低い野菜を選ぶ

ポイント2  食物繊維が豊富なものを選ぶ

ポイント3  穀物は精製されていないものを選ぶ

血糖値を上げにくい食品(低GI食)には、「肉・魚などのタンパク質」「乳製品」「デンプン質以外の野菜」などが挙げられます。 逆に高GIな食品の代表はというと「炭水化物」。ご飯やパン、麺類などの主食と呼ばれる食べ物です。

GI値を緩やかに上げるポイント
ポイント1 食物繊維(海藻、きのこ類など)と一緒に摂取する

ポイント2 食べる順番を意識する ※野菜など食物繊維が豊富なものから食べる

ポイント3 お酢を利用する

海藻やきのこ類などに多く含まれる水溶性食物繊維は糖を包み込み、吸収しにくくすることで、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。食べる順番も野菜などの食物繊維が豊富なものから食べるようにしましょう。酢に含まれるクエン酸や酢酸も糖の吸収を抑え、血糖の上昇を緩やかにします。

糖尿病は、食や生活習慣の不良により体内に蓄積されて発症する疾病ですが、この病は「サイレントキラー」と言われる、自己の認識が無い疾病ですので、重症化する場合が多く、一度発症しますと、副作用も併発して、生涯の難病となる可能性が高く、早めに検診などで発見することが必須となります。


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