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家庭内別居は善か悪か [家庭内別居]

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昨今の言葉に、夫婦の心が離れ、その家庭が離婚状態にある法的夫婦を仮面夫婦、
そして、その夫婦が一つ屋根に暮らす家庭を、家庭内離婚又は家庭内別居と言っています。

一口に家庭内別居と言いましても、それらの状態はそれぞれの家庭で異なりましょうし、
その引き金となった原因も、諸々の絡みの重なりから生じたものでしょう。

そして、その別居原因にも、夫の言い分、妻の言い分の双方があります。
この言い分には、其々当然に非常識な要因が含みますが、都度の争いには、其々に積み
上げられた相手に対する感情的肉体的習慣的不満があり、その善悪を当人同士ですら裁く
ことは困難です。

問題は、冷めた心を相手に開くことができるかです。

家庭内での食事などの家事とその後始末や、食事、食卓、FV、台所や風呂、洗濯器、便所、
ごみ処理、雑費などの共有部分の使い方とその分担行動に、強いては経済上の、家計費、
公共料金、その他の経費など、部分から全分割までの問題も含み、その其々が更に争いの
元となり、その苦しみが積み重なります。

一度心が離れると、その後は悪循環となり、相手の存在がどんどん離れて、全てが同居し
ながらも、共に間借り状態となります。

更に子供が同居している場合は、子供の心の感傷も行動も絡みますので、その養育や
子供の教育、同伴行動、不良行為などの其々の解決でより複雑なものとなりますし、その
不仲の度合いが高まるほど、子供への配慮や世間体の保持にも気を使うこととなりましょう。

そこで、何故こうもして、家庭内別居を継続するのか。を考えて見ます。

その中で主要理由は次になると思います。

1. 家庭内別居が許される物的条件がある。
2. 別れたら食べて行けないなど、生活できない不安がある。
3. 子供や親の生活環境や将来に悪影響がある。
4. 親族などを含め世間体が悪い。
5. 同居の方が、就業契約、通勤、買い物、病院など、何かと個別的利便性がある。
6. 財産分与が狙える。

これらを俯瞰しますと、家庭内別居法的夫婦(男女)には、未だに其々の当面する「同居価値」が
存在していると言えます。

人は、より大きい幸せを求める生き物ですので、それと、この家庭内別居生活は、どう考える
べきでしょうか。

家庭の幸せを考えると、家庭内別居生活は幸せな家庭とは言えないものです。
従いまして、妥協できるところで精神の安定状況を保持し同居を続けるか、冷めた心の回復は
非常に困難なので、離婚して別居するか、離婚せずに別居するかして、スッキリさせるか。の道しかありません。

離婚も、揉める対象となりますので、先ず無料相談などから進めるのがよいと思います。

家庭内別居を続ける人は、先ず、相手への思いやりの行為を一つ二つと増やし続けることの
できる自分に変える努力が必要になります。

家庭内別居状態は、その夫婦間の行動の結果であって、その個々の行動の善悪は論じられても、
家庭内別居の善悪は、論じられないものであり、その改善行動が次の結果をもたらすと言えます。


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