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木村沙織日本が33年待ちわびたメダルに悔し涙 [バレーボールワールドカップ]

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火の鳥NIPPONが世界の強豪に伍して、33年振り銀メダルの快挙を成し遂げました。


ワールドグランプリー女子の決勝ラウンド4連勝の火の鳥NIPPONが、その勢いを背に、
遂に昨年の覇者ブラジルと決勝を迎えた。


第1セット、石井、大野のスパイクで先行し、良いスタートとなりましたが、その後のブラジルの
強力なスパイクとブロックが冴え連続失点を重ね、「ハイブリッド6」が機能する間もなく15-25の
大差で敗れる。


第2セットも、ブラジルの勢いが止まらず、先行を許しその後もミスの少ない強烈なサーブで、
火の鳥のレシープが乱されて、「ハイブリッド6」の攻撃を阻止されて、火の鳥のスパイクは、
ことごとく高い守備でブロックされ、このセットも連続失点を重ねて18-5で敗れる。


後の無い火の鳥は、第3セットに賭けて攻撃陣を長岡、石田、山口を投入して、体勢を立て直し、
漸く互角の立ち上がりを見せ、初盤を8-7でリードする。


前半は、山口のサーブで揺さぶり、木村が決める組み合わせで、10-7とリードし、このままの
流れで展開すると思われたが、ブラジルも交代をしながら、直ぐに追い越す展開で、17-17、
そして、24-24の接戦となったが、最後の得点をブラジルのフェイントで取られ、火の鳥は、
セットカウント3-0で敗退し、金メダルはブラジルとなりました。


この決勝リーグを観戦して、火の鳥NIPPONが僅かに3ヶ月未満の練習で、外国の体格差に
互角に戦える戦術の「ハイブリッド6」を磨いてきたのですが、このシステムは、6人が1人体と
なって戦う戦術で、攻撃では、全ての息が合う必要があり、且つ、スパイク、レシーブにどの
ポジションにおいても、登録選手31人の全ての、個々の力量がその攻守、全ての点で最高で
あって、初めて完成するものです。


それを考えますと、この決勝リーグで、次のリオのリンピックを狙い、若手新戦力を含む火の鳥
NIPPONは、よくここまで完成度をあげてきたと言えます。


今回のブラジル戦で、「ハイブリッド6」の弱点が明確になったことで、新たに、次のリオに向けた
戦いが始まったと言えます。


それは、その個人よる技能の格差がある、スパイクとサーブのミス数が多いこと、そして、
レシープのセッター返しの精度を高めることです。


しかし、この戦いには、世界の強烈なサーブスパイクを幾度も守り抜いて、決勝まで到達した
チーム力や、成長した、木村、新鍋、若手のセッター宮本、サーブの佐藤、長岡、守護神佐野、
などの素晴らしいプレーがあったことです。


木村沙織リーダーは、2年後の五輪までにこの戦術の精度を上げていかないと1番良い色の
メダルは無理。精いっぱい頑張ります。来年のワールドカップで世界一、五輪の出場権を取れる
ようにベストを尽くします。と結んで涙ぐんでいました。


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