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山口洋子さん 五木ひろしさんの名付け親 直木賞作家死去 [文化人]

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直木賞作家、山口洋子さん(77)が、東京都内病院で6日亡くなりになりました。


若い時代は、女優や、銀座のクラグのママなどの苦い経験を経て作家を目ざし、
山口さんの著書の、「貢ぐ女」、「演歌の虫」、「老梅」「プライベートラブ」が、直木賞や
吉川英治文学賞を受賞して、漸く作家としての頭角を現しました。


また、作詞家としても、五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」「夜空」や、「噂の女」
「ウソ」「アメリカ橋」など、ヒット曲を出し続けました。


歌手、八代亜紀さんは、「もう一度逢いたい」など、戴いた多くの作詞に、「女心を巧みに
表現される、素晴らしい歌詞を書かれる方でした」と、その想いを語っています。


五木ひろしさんは有名歌手として成功する過程で、全日本歌謡選手権の審査員であった
山口さんは、五木ひろしを見出だし、その名付け親となり、詩を作り、五木の「古賀メロディー」の
プロジュースをするなど、家族の姉のような付き合いで、良き相談役となっていたようです。


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