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山口淑子 昭和の輝きが消えた [芸能]

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山口淑子、昭和の光がまた一つ消えて行きました。
歌手であり、女優であり、記者であり、議員であった、巨星が遂にその光を失いました。

山口淑子は、1920年、旧満州国で生まれ、奉天放送局にスカウトされて、芸名を「李香蘭」
(りこうらん)で芸能界に入り、当時は軍政のプロパガンダとして、映画に、歌に、慰問に協力し、
戦中、戦後の日本の庶民に夢と希望を与えてきました。

日本に帰るまでは、一貫として中国人の「李香蘭」で通し、若い時には抗日運動にも
参加するなどして、中国人として処刑される危機にも会い、戦後は、日本人であることを
証明して、日本人の山口淑子として、ハリウッド映画にも出演し、テレビの司会者や
ジャーナリストとしても活躍しました。

「李香蘭」は、当時のイクメン俳優、長谷川一夫と共演した、「百蘭の歌」「支那の夜」
「熱砂の誓い」と、「夜来香」「防空歌」などは大ヒットとなりました。

晩年は、政治を目指して当選し、環境政務次官や、参議院外務委員長を歴任し、この間、
芸能界や実業界の著名人との離婚や再婚などもあり、戦争と中国と日本の狭間の中で、
翻弄された数奇な人生を過ごした人と言えます。

山口淑子さんこと本名は、大鷹淑子さん、享年94歳でした。


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