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ノーベル賞とスレーブ中村修二氏 [ノーベル賞]

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10月7日、ノーベル物理学賞に、米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授・中村修二氏、
名城大終身教授・赤崎勇氏、名古屋大教授・天野浩氏の3氏が、青色発光ダイオード(LED)の
発明貢献で、ノーベル物理学賞が贈られることが発表されました。


その中村氏は、2004年に、勤務していた蛍光灯材料メーカへの「日亜化学工業」を訴えて
2005年の東京高裁の判決で、企業側と8憶4391万円で和解となった「200憶円判決」を記憶し
ている方も多いと思います。


氏の言い分は、テレビや新聞などのメディアでも取り上げられましたが、日本の企業の
研究者科学者に対する処遇が非常に悪いと言うことです。


氏の研究者としての20年間、海外の同業者から「スレーブ」奴隷と言われるほど企業に
尽くしていましたが、企業はこのLEDの開発に対する報奨金は、僅か2万円でした。


氏はこの訴訟を、これら日本を担う若い研究者の自分の夢達成で成功できる海外対等の
「日本ドリーム環境作り」で「知的財産立国」を、この裁判を通じて訴えたかったと言います。


この環境づくりを訴えた中村氏も、この社会環境の未熟な中で、現在海外で活躍しており、
日本の成長戦略の将来像実現に、改めてこの「知的財産立国」を再考する必要があると考えます。



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