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イラク部族40人のイスラム国「処刑」繰り返される悲報 [イスラム国]

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イスラム国を称するイスラム教スンニ派の過激組織は、29日、イラクの西部アルバル州で、
同組織と戦闘の部族民の40人~48人を処刑したとの報道がありました。


この殺害は、アルプ・ニムルの部族で、バクダッドの北西のヒート地域で殺害されたもので、
警察と反過激派の治安組織が確認したものです。


イスラム国は、アルバル州の広範囲を制圧し、同地区の諸部族に対する制圧を狙ったもの
と見られます。


ツイッター上で、「公開処刑」後の現場の画像が流されていますが、現場画像には、目隠し
をされ、手を後ろに縛られ、はだしで処刑された犠牲者の男性30人以上が、血だまりの路上
で横たわるその残酷で悲惨な姿が映し出されています。


これら、これまでのイラク、シリアの各地での「処刑」の犠牲者は、数百人となっています。


この戦争は捕虜の保護協定も無く、敵の抹殺が最優先で、故に、参戦国同士の殺し合いの
連鎖が続いているわけですが、その陰で、捕虜や拉致による女性を人間爆弾として利用し
「処刑」している行為は、最早、正統なイスラム教の宗教信派とは言えない、反人道の狂人的
宗派であると言わざるを得ません。


しかし、戦争による人間の憎悪は、これほどの惨状を見事に無視して、殺し合いを続ける
人間の姿に、改めて戦争の持つ残忍さの意義が問われ、人の命より価値のあるものであり、
それが、何のため、誰のためなのか考えさせられます。


そして戦争とは、一度戦争が始まると、何人もそれを無傷で止めることが出来ないことの証明です。


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