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旧ソ連軍最後の日本スパイ ミハイル・イワノフ氏の死去(2) [核兵器]

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 [イワノフ・ソ連諜報員が見た原爆の惨事]

イワノフ氏は、原爆下の惨事を、「爆心地で見たものは、約1km四方のまっ平らな空間で、
まるで巨大なローラーで挽き固めたようだった」と、そして、「生き残った人たちは、その
瓦礫を集めて一時しのぎのあばら家を立てていた」と、また長崎では、役所の床で一夜を
過ごしましたが、死体の死臭と苦痛のうめき声や、無残な姿が脳裏に浮かぶなどで、
一睡もできなかったと語ったと言います。


そして、原爆投下後62年を経て95歳となったイワノフ氏は、キリチェンコ氏に、「調査報告書
や回収品、写真などの全てを最高司令部に提出した」と話しています。


イワノフ氏は調査被爆後は、モスクワ軍事病院に入れられて、1年間の入院検査を受け
ましたが、同じ被爆で、イワノフ氏とセルゲーエフ氏と、その生と死の生命を分けたとする
原因の結論は、イワノフ氏が広島までの列車の車中で、「サントリーウイスキー」を、一人で
1本空け、セルゲーエフ氏は、酒を断っていた結果だと結論付けました。


これの以後、ソ連原子力施設で働く職員は、少量のアルコール摂取を義務付けられる
ことになり、原子力潜水艦内でも核の放射線防御に、この1杯のアルコール摂取が
規制化されて、その1杯の通称を、「イワノフのコップ」と言っているそうです。


アルコールの放射能防御効果について、日本の「放射能医療総合研究所」は、ビール
についての研究で、その成分に防御効果があるとしながら、科学的定説ではないとしています。


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