日本を支える既婚中堅層のセックス

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日本家族計画協会（北村邦夫理事長）が、１６～４９歳の既婚男女を対象にして、２００２年から
２年に１回行われているセックスに関する調査で、国内のセックスレス既婚男女が、４４・６％と
過去最高を更新したことがわかりました。

今回は７回目となる、対象の２６７６人に調査票を配り、その１１３４人から回答（有効回答率は
４２・４％）を得ましたが、その結果は、１か月以上異性との性的な接触がない既婚者は４４・６％
となり、１０年前と比べ１２・７ポイント増えて、過去最高となりました。

年齢別では、４０～４４歳の女性既婚者のセックスレスが最も多く、６５・３％の結果となっています。
既婚男女がセックスに積極的になれない最も多かった理由としましては、男性は「仕事で疲れ
ている」が（２１・３％）、女性は「面倒くさい」が（２３・８％）を挙げています。

その他の設問内容は分かりませんが、この結果を見ますと、働きの中核である年代が、現代の
ストレス社会での夫婦生活と、そのセックスの実態、そして、少子化をもたらす要因が現れています。

ただ、セックスに対して、「疲れている」「面倒くさい」の回答は、どこかセックスに対する倫理観や
責任感、夫婦の排他的愛情など、その絆の薄さと生活の渇きが伝わってくるようで、何か生活の
エネルギーに乏しく寂しい感じがします。



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タグ：セックスレス夫婦 ストレス社会 既婚性生活 セックス