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ブラジル世界経済大国7位の集団リンチで善良な主婦が死亡 [犯罪]

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経済大国のブラジルで、市民による犯罪者に対してのリンチ事件が続発し社会を震撼させて
います。

集団リンチには、耳をちぎられた少年が鎖で街頭に縛られていたり、強盗や強姦の容疑者が
暴行を受けるなど、この26年の間に、1179件もの市民のリンチ事件が継続して起こっています。

今回ニュースの女性はその1例で、ブラジル東南部の都市、グルジアに住む33歳の主婦で、
昨年の5月の事件で、被害者となったファビアニ・マリア・デジェズスさんは、路上で男の子に
バナナを与えたことが、それを見ていた住民が彼女を誘拐犯と勘違いをしたことで、突然、
その地域の多数の住民から殴る蹴るの激しい暴行を受け、2日後に死亡したという悲惨であり
余りにも痛ましい事件と言えます。

彼女は、13歳と1歳の娘を持つ、優しい母親で、その日は、カトリック教会からの帰りであった
と言います。

この事件の背景には、1ヶ月ほど前からメディアで「この地域で子供を誘拐している女性がいる」
とデマの情報が流れていたことが原因でした。

司法手続きを経ないこれらの集団暴行が、何故多発するかについて専門家は、ブラジルでの
殺人の逮捕率が10万人当たり25.2人で、全犯罪者の逮捕率が5~8%と際立って低く、国民の
国への高い不満があり、住民による処分を含む自衛手段が、住民間では正当な行為として
見做されていると言います。

来年南米初の「五輪」が開催される経済大国に、この様な暴力社会が民意で存在することに、
その要因を含めその危険に留意が必要です。


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