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東京電力と中部電力の火力発電共同運営新会社「(株)JERA」 [電力]

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東京電力(東電)と中部電力(中部電)は、今月30日に、共同電力経営の新会社「(株)JERA」の設立を発表しました。

新会社「(株)JERA(ジェラ)」は、「J」に、英語で時代を意味する「ERA」を組み合わせた名で、資本金は4億8千万円で、出資比率は50%の同率折半として、社長には中部電から垣見祐二専務、会長には東電の内藤義博取締役と、その他各1名の取締役が就任し、当面の社員を50人規模として、液化天然ガスの火力燃料調達と発電所の建設などの運営を担当し、両社の燃料開発や輸送部門、発電所の運営を段階的に統合し、来年4月からの電力小口売りの電力自由化を見据えて、現在の3兆円を6500憶削減し、業界競合コストの低減に当たるとしています。

新会社の課題には、出資比率は対等の精神によるとされる50%の同率折半が、両社の利害が分かれた場合の意思決定が迅速にできるのか、電力料金の価格競争力を維持できるか、福島第一原発の損害賠償と復興に見合う利益の確保、両社の地域市場の拡大があります。

小売り電力全面自由化に向けた電力の規制改革で、電力大手10社電気事業独占体制が崩れ、大手石油元売り会社や、ガス会社などが加わり、一般家庭では、いずれの電気事業者からも電力を買えることとなり、電力事業各社の生き残りをかけた戦いが始まりました。


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