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錦織圭バロセロナ・オープン偉業の連覇なる [ATPファイナル]

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錦織圭のバロセロナ・オープン大会連覇を賭けた決勝戦は4月26日で、その対戦相手は、
パプロ・アンドゥハル(スペイン)となりました。

パプロ・アンドゥハル(29・スペイン)は世界ランク66位で、第3シードのダビド・フェレール
(David Ferrer、スペイン)を、持ち前のサーブが冴えて7-6.6-3のストレートで下し、この
カード初白星で優勝にコマを進めました。

錦織圭のこの試合のポイントは、今大会低率50%前後の1stサーブの確率を、60%台に
上げることです。

試合は、錦織のサービスで開始され、先取体制での展開が期待されましたが、期待に反し
行き成り第1ゲームをブレークされ、追う展開となり、第2ゲームのリターンゲームを取り、
1-1のタイとして試合は互いにサービスゲームをキープして、勝負の6得点目の10ゲームを
向えます。

錦織は、この10ゲームを長いラリー戦の末にブレークして、第1セットを、 [0110101011]
の[6-4]で先取しました。

第2セットも錦織のサービスで開始しますが、フェレールは、挽回を計る積極プレーで、
第1ゲームをブレークされ、このビハインド状態がフェレール主導で7ゲームまで続く
苦しい展開となりました。

しかし漸く8ゲームのリターンゲームをブレークして、4-4のタイとしてリズムをつかみ始め、
9ゲームをキープして5-4とし、勝負の10ゲームを向えます。

フェレールのサービスゲームで、1stサーブミスが多くなり、ポイント40を取りながら
初めてのダブルフォルトを出すなどで、錦織はピンチを免れて、アドバンティージで向かえ
たフェレールのバックのセカンドサービを、鮮やかなダウンザラインを決めて、このセット
6-4で取り、セットカウント2-0で勝利し、この大会の連覇を達成しました。

この優勝戦は、第1セット、第2セットともゲームを決めるポイントでの錦織のミスが目立ち、
終始フェレールに先攻を許す形で転移しましたが、セットの後半のポインで勝つ展開でした。

又、課題とされた1stサーブもこの大会を通じてINの確率が50%台と低いなかで、セカンド
サーブからの展開は、特に、準々決勝からは非常に苦しい試合運びの大会となりました。

ただこの大会を、不利な守勢からでも勝ち進んだ2連覇は、確実に錦織の力を証明したもの
であり、日本人ツアー最多の9勝とこの大会の連覇は10人目で、歴史に残る偉業です。


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