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なでしこジャパン2015女子W杯一丸の勝利で優勝戦へ [なでしこジャパン]

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なでしこジャパン女子W杯ベスト4の強敵イングランド戦は。互いに優勝を賭けた、
決勝と言える戦いです。

なでしこは、2011年W杯のドイツ大会では、イングランドに前半後半共に得点を許し、
2-0で完敗した相手です。(過去の戦績は2-2の同率)

準決勝の第3戦目となるなでしこの先発メンバーは、第2戦と同様で臨みます。

日本時間7:00にキックオフとなり、運命の試合が開始されました。

なでしこが進化した速いパス回しと縦パスに対して、イングランドはそのパスを
カットして、速い攻撃を仕掛けます。

これらの速い攻防での33分DFの有吉が前線でボールを拾い、厳しいDF陣のゴール
に攻めてPKを奪い、これを宮間がキッチリと左に決め幸先よい先制点を取ります。

イングランドも即反撃し、今度はその40分に日本がPKを取られ、イングランドの
ウィリアムに左コーナーにゴールされ、1-1と並ばれました。

後半は、なでしこがボールポゼションには若干上回りますが、カットさたボール
からのカウンター攻撃で数本のシュートを打たれ、再三のピンチを迎えます。

この猛攻は、クロスバーと、GK海堀がゴールへの2本を身体を張って防ぎます。

前に出るイングランドに対して、なでしこは引いた形が多い展開で、後半間際の
41分イングランド側でパスを受けたMF川澄が、ドライブで時間を溜めて前進し、
ゴー前に走り込む、大儀見と岩淵を見て、その裏へ狙い澄ましたミドルパスを
通したことで、裏を取られたDFがそのボールをカットしようと出した足で、
自陣のゴールとなる自滅のオウンボールを誘い、幸運の2-1と勝ち越しました。

この幸運と言えるオウンボール得点で、数分の残り時間を守りきり、遂になでしこは
決勝進出を掴み取りました。

全般的に圧された展開の試合でしたが、最後まで集中して、守り切ったなでしこに、
拍手を送るとともに、客席で精一杯の応援をしていたサポーターなど、本当に一丸と
なって、この幸運を勝ち取った緊縛した素晴らしい試合でした。


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