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錦織圭連覇消える準決勝ブノワ・ペールに廃退 [ATPワールドツアー]

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昨日、錦織圭は昨年度全米チャンピオンのリリッチを激戦の上逆転勝ちを収め
準決勝駒を進めましたが、次の相手は、錦織圭が今年の全米オープンの第1回
戦のフルセットで、まさかの敗退を強いられた、ブノワ・ペール(世界ランク41位)
との対戦です。

ブノワ・ペールは、195cmの長身から、最速213kmのサーブを打ち下ろすビッグ
サーバーで、その精度が脅威です。

今大会もシード選手を破りベスト4を勝ち取ったことは、その実力を物語っていて、
錦織圭がこの強敵を、どの様に戦うかが見ものです。

有明コロシアム16:00試合開始です。

第1Sペールのサーブで開始され、錦織圭の攻めが冴え難なく6-1で先行します。

第2Sの第7Gでも連れ、錦織圭は5度のブレークを掴みながらブレークできず、
又ラリーでもウィナーが取れずに、4-6で競り負けてSC 1-1と並ばれます。

ファイナルセットの第3Sは、錦織圭 の1srサーブが殆んどきまらず、2ndサーブを
攻められる展開で、2.4Gをブレークされ、殆んど戦意を失う形で、このSを2-6で
取られ、今春の全米オープンと同じ流れで敗退し、遂に2連覇の夢は消えました。

この試合第2S第7Gで、錦織圭の5度のアドバンスとなった最大の山場を、
ブレークできなかった力が、この試合のペールに対する限界であり、両者の明暗を
分けたものとなりました。

ペールは、錦織の厳しい攻めにも耐え、その粘りの展開から錦織のミスを誘い、
逆に、ラリーでは錦織のオープンサイドにウィナーを決め、又、ブレークポイント
をサービスで挽回するなど、堅く粘り勝ちの試合展開でした。


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