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マーティン・ピストリウス13年の仮死からの奇跡(1) [身障者]

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マーティン・ピストリウス(25)が、アンリバボーで衝撃の報道がされました。

南アフリカのプレトリア郊外で住み、両親と兄弟3人家族の長兄で、明るく賢い
自慢の息子であったマーティン・ピストリウスは、1988年、12歳の時、突然、
頭とのどが痛いと訴え医師の診察を受けましたが、その原因が分からず、徐々に
体がマヒ状態となり1年半後にこん睡状態に落ちました。

医師からは回復の見込みはないと伝えられ、13歳のピストリウスは仮死状態の
まま、意識不明の植物人間となり、そのまま13年間の仮死状態に入ります。

そのピストリウスが、昏睡の仮死状態から覚め始めたのは4年後の16歳の時で
したが、身体はマヒの植物状態のままで話すことも動くこともできず、家族に
も気付かれないままに、ピストリウスが原因で起こる両親の口喧嘩などがあり、
時に母親は苦しさの余りに「貴方は死ぬべきだ」と発したと言います。

その月日の流れに疲れた家族は、気分転換の旅行に出た時の在る日、ピストリ
ウスを介護施設に預けられました。

その介護施設に6年入ることになりましたが、その施設の一部介護士から、
つねられたり床に落とされたりなとの諸々の迫害を受け、自殺も出来ない
身体で生き地獄の毎日を過ごします。

この生き地獄の中で、ある日その介護施設に新しく看護師兼療法士のヴァーナが
就任してきたのです。

このヴァーナがピストリウスの担当となり、この出会いが、ピストリウスを生き
地獄から救うことになります。


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