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廃棄食品の横流し食品ロスの善と悪 [食の安全]

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食品廃棄業者が廃棄食品を再度流通に横流をしたニュースが流れ、大きな社会問題となり
ました。

食品の廃棄は、人の安全に関わるもので、当然に管理されるものでありますが、その中で
適切な廃棄物の検討課題が幾つかあることも分かっています。

その一つは、例えば、グラム重量の許容超過です。これは、食の安全には無関係の重量の
基準で、その許容超過は、面類で僅かの1割程度の範囲です。
これによって廃棄される食品の量は、その生産量の約半分とも言われます。

農水省の調査では、現在の流通で廃棄されるこれら食品ロスの量は、年間約330万トンに
及ぶ量で異常と言えます。

又、中部地方の食品メーカーには、全国の卸やスーパー点からの「返品」が、年間数百トン
を占めると言われます。これらは主に、在庫過剰の賞味期限切れを避ける返品となる。

回転寿司の15分廃棄ルール、サイズ不揃い品の廃棄、天候不良による出荷できない食品な、
今までも何度も問題となっている食べ残しなどなど、厳しい家計の中の家庭内で切り盛りする
食品の扱いと、産業ベースでの食品ロスは、比べようもなく、過剰な効率主義の流通がまか
り通っています。

先進国の国民は、消費者自身が食品エゴにマヒし、綺麗で、簡単、安価の、添加物食品の
市場垂れ流し社会生活につかりきっていると言えないでしょうか。

戦前までの生活食文化の「もったいない」精神で、使えるものは使う、食べられるものはその
形でなく中身で食べる、添加物を使わない保存食品を作る。などその適切で良質品の生産量
を支持して、現代の使えても不必要なロス製品を大量に廃棄し、自然環境汚染の山を蓄積し
ている産業構造の社会から、国民が適正コストを負担し、良質な食品のスリムな流通社会の
再構築を築けるのではないでしょうか。


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