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「ドクターイエロー8つのひみつ」朝日新聞デジタルから [新幹線]

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「新幹線のお医者さん」と呼ばれることもある黄色の新幹線で、線路や電気設備を「健康診断」するために走りながら検査する。ドクターイエローの車内には設備を確認するための様々な測定機器が搭載されている。

ドクターイエローが黄色い理由を当てられるかな?
元々、線路の点検や工事をする車両は、暗い夜に作業する時にも目立つよう車体に黄色が使われていることが多かったんだ。
ドクターイエローはお客さんを乗せる新幹線ではないので、駅にとまっているときにお客さんが間違って乗らないために目立つ色にしているというものじゃ。

どの区間を走っているかわかるかな?
ドクターイエローは東海道新幹線と山陽新幹線の区間、つまり東京と博多の間を2日間かけて往復しているんじゃ。大体10日に1回ぐらいのペースで働いている。

現在のドクターイエローは何代目かわかるかな?
今走っているのが3代目じゃ。2001年から登場した。700系をベースに最新の検査設備を持った特別な新幹線じゃ。

どんな人が乗っているかわかるかな?
運転士と車掌だ。この2人はドクターイエロー専門ではなく、ほかの新幹線などにも乗っているのじゃ。そのほかには、線路点検の技術者が3人、電気設備点検の技術者が4人乗車している。また、特別に視察する人たちが乗る場合がある。そんな時のために7号車には50人分の座席があるぞ。

一番速い時は時速何キロで走っているかわかるかな?
2代目ドクターイエローは最高速度210キロだった。今の3代目ドクターイエローはお客さんを乗せる状況に近い状態で、270キロで走れるのじゃ。

ドクターイエローは何両で走っているか知っているかな?
ドクターイエローは昔から7両で1編成(7両編成という)で走っているのじゃ。そして特別な設備があるぞ。
【1号車】電気検測室。【2号車】電気測定機器。【3号車】上にパンタグラフ測定の観測ドーム。【4号車】軌道検測室。【5号車】3号車と同じく上にパンタグラフ測定と6号車のパンタグラフの状況を監視。【6号車】ミーティングルームやデータ変換を行う高圧室のほか、資材の保管室。【7号車】50席ある添乗室。がある。

ドクターイエローの正式名称でもある「電気・軌道総合試験車」は他の鉄道でも活躍しているが、どの区間かわかるかな。
2002年まで黄色の車体に緑色のラインが入った「ドクターイエロー」が東北・上越新幹線の区間を走っていたのじゃ。
今では東北・上越などのJR東日本の新幹線では赤と白の「East-i」がドクターイエローと同じ仕事をしているよ。

ドクターイエローはめったに見ることが出来ませんので、ファンの間では、映画「幸せの黄色いハンカチ」の影響もあったのか、「見ると幸せになれる」と噂され、親しまれています。


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