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ビリー・ジーン・キング・カップ 日本対コロンビア12日 [ビリー・ジーン・キング・カップ (BJKC)]

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女子テニスの国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ(日本/東京、ハード)「日本vsコロンビア」12日、シングルス2試合・ダブルス1試合が行われ、勝敗決着の日となる。

ビリー・ジーン・キング・カップ by Gainbridge 2023 「 日本 対 コロンビア 」
ビリー・ジーン・キング・カップのランキングは、2022年の決勝戦で3位から12位にランクされた10チームと、2022年のプレーオフで勝利した8チーム、予選ラウンドで勝利した9チームが決勝戦でプレーし、敗北した9チームが2023年のプレーオフでプレーします。
2022年11月16日現在のランキングは、スイスが1位、オーストラリアが2位、スペインが3位、フランスが4位、チェコが5位です1。

第3試合で日本の日比野菜緒(ブラス:単90位)がコロンビアのカミラ・オソリオ(単79位)に2-6 0-6で敗れ、コロンビアが来季の予選ラウンド進出に王手をかけた。

第3試合 ●日比野菜緒(ブラス:単90位)2-6 0-6 ○カミラ・オソリオ(単79位)

【第4試合】
「私が負けたら(チームが)負けなので、すごく緊張した」という本玉。相手のサーブで始まった第1ゲーム、力が入り過ぎたのかフォア2本がベースラインを越えてしまうなど0-40という出だしだったが、ここから盛り返して、2度目のデュースでサービスブレークを果たした。続く自分のサーブでは、「昨日はサーブを打たなきゃと思って、リズムが早くなってバランスが崩れた」という反省を生かした。ゆったりしたリズムでファーストサーブをしっかり入れてラブゲームキープ。相手の浅いロブには前に入ってドライブボレーを決めるなど攻めの姿勢を全面に出して、序盤で試合の流れを作った。

試合直前のメンバー変更でユリアナ・リサラソからエラソゴンサレスに対戦相手が変わった。「プレースタイルも分からない相手」の登場に驚きはあったが、「自分のやるべきことは変わらない」と気持ちを切り替えた。試合の中で左利きのエラソゴンサレスには「左利き特有のアドサイドのスライスサーブをしっかり押さえればいい」と考える冷静さもあった。

第1セットは3-2からの第6ゲームでは、ブレークポイントを与えるなど苦しんだ場面もあった。ここでは「守りに入ったら相手が盛り上がる」と回り込みのフォアで逆クロスに強打を連発、攻めの姿勢を貫いた。相手の好プレーもあって4度のデュースを重ねたが、何とかピンチをしのいでサービスキープを果たし、主導権をエラソゴンサレスに渡さなかった。「相手はいろいろやってきて大変だったが、流れが変わりそうな時に自分が締められたので、このスコアで勝てた」「自分のプレーができた。内容的によかった」。記者会見で本玉は会心の笑顔を浮かべた。

〇本玉真唯 6-2、6-2 ●マリア・エラソゴンサレス

2勝2敗、このダブルスでチームの勝敗が決まる。コートに立って緊張しない選手はいないだろう。だが青山は試合後、「いい緊張感を持ちながら最初から最後まで戦うことができた」と話した。柴原は「(勝敗が)かかった最後の試合が(アジア/オセアニア1部以外では)初めてだったので、わくわくする気持ちで入った」と話している。なんと頼もしい二人だろう。杉山愛監督も「これほど心強いペアが最後に待っていてくれるのは、他の選手が安心して戦える要素になっている」と絶大な信頼を寄せる。

【第5試合】
青山、柴原の二人は今季、ランキング上位8ペアが競うWTAファイナルに2年ぶりに出場した。BJK杯での実績も文句なし。青山はダブルスで日本女子歴代1位の通算23勝を上げ、青山、柴原組としては7戦7勝、まだ負けたことがない。ダブルスランキング100位台のリサラソと200位台のオソリオの健闘でもつれたが、日本ペアが地力の差を見せた。

第1セットは双方サービスブレークが相次いだが、青山、柴原組は6-5からオソリオのサービスゲームを破ってセットを奪った。第2セットは3-2からオソリオのサーブを破り、続く3ゲームも連取した。柴原は5度のサービスゲームをすべてキープ。それどころか、計2ポイントしか失わなかった。

ここ数年で進化したサーブ力のたまものだ。柴原は四大大会では混合ダブルスに積極的に出場、ITFツアーを中心にシングルスにも挑戦し、テクニックのベースを上げた。時速170㎞を超えるサーブもまじえ、ブレークされにくいサービスゲームを作り上げた。一方の青山はリターンを進化させた。小さい振り幅でフラットを深く打ち込んだ。そうしてベースラインの選手がつくったチャンスをネットのプレーヤーが確実に仕留めた。名手青山はもちろん、柴原も迫力のあるスイングボレーを含め、得点を量産した。

勝者日本は、来年のBJK杯ファイナルの出場権を争うファイナル予選に進出します。。

【両監督の弁】
コロンビアのファビオラ・ズルアガ監督「みんなダブルスではいい成績を残しているので、誰と誰を組ませるかは難しかった。選手はすべてを尽くして、国を代表してプレーしてくれた。この選手たちを誇りに思っている。杉山監督には、日本がワールドグループ(ファイナル)に行くことを望んでいると伝えたい」

杉山愛監督「タフな2日間だった。みんないいファイトをして力を出し切った5試合だった。(ファイナル予選への進出は)1年目の目標だったが、やっとスタート地点に立てた、ここからだという気持ちもある。ここから本当の戦いがスタートする」


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