SSブログ

庶民食牛丼の高騰でサラリーマンは大ピンチ [円安]

牛丼は、会社員などの外食者の定番と言える食事で、従来の円安と米国の生産過剰
気味の背景から、低価格食で栄養が取れる食事で人気の食品でした。

しかし、最近の円安ドル高を受けて、肉製品を主力とする外食産業大手の吉野家や
松屋などは、そのあおりを受けてこの夏ごろから料金の値上げが相次いでいます。

吉野家は、人気の「鍋メニー」を10月から40円、松屋は、「プレミアム牛めし」を7月に
90円の値上げをしています。

これは、2003年12月の、「BSE」の「牛海綿状脳症」の発生以来禁止されていた牛肉の
輸入が、昨年2013年2月に、米国産牛肉の輸入緩和で、低価格で家庭食に近い価格で
販売されていたものが、今回の円安と、更に、昨今の気象変化から来るのか、米国の
干ばつが続いた餌の不足で、その価格が急騰したこと、種牛が減少していることなどから、
昨2013年9月を境に、牛肉の価格が急騰したことにあります。

米国の今年の牛飼養頭数は、8773万頭と言うことで、過去最低数に落ち込んだと言われます。

今後中国を含め新興国の牛肉需要が高まる中で、外食庶民の牛食産業の厳しい価格
展開を余儀なくされ、将来を見た、国産牛肉生産の復興が望まれます。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理