人類初の民間有人宇宙飛行が歴史を飾る [ロケット]
米航空宇宙局(NASA)と宇宙ベンチャー社のスペースX計画は30日、
米東部時間午後3時22分(日本時間31日午前4時22分)に、南部フロ
リダ州のケネディ宇宙センターから大型ロケット「ファルコン9」で
新型宇宙船「クルードラゴン」を、ベテラン米国人飛行士のダグ・
ハーレイとボブ・ベンケンの両氏を搭乗して、民間主導の宇宙船では
初めて人を乗せて打ち上げに成功しました。
米国の有人宇宙飛行は2011年7月のスペースシャトル退役以来9年ぶり
で、民間企業が開発を初めて担当した今回の試験飛行が成功したことで、
民間主導有人宇宙開発を進める第一歩となります。
31日午前(同31日午後)に国際宇宙ステーション(ISS)に接続し、
既に同船に滞在中の飛行士と対面する予定で、地球への帰還日は、
その後決めるとしています。
新型宇宙船のクルードラゴンは、2019年3月にマネキンを乗せた無人飛行
で成功しており、今回は人を乗せた最終実用試験でした。
この後の経緯が順調にいけば、20年8月30日にも正式運用を始め、日本人
宇宙飛行士の野口聡一さんら4人の飛行士が乗り込んで、実用開始が始まる
と見られています。
米国の新型宇宙船の有人飛行は1981年のシャトル以来で、歴史を飾る
成功でした。
次の計画は、ボーイング社が開発中の「スターライナー」の有人飛行で、
来年、21年の見通しと言うことで、愈々、民間人が宇宙旅行を楽しむ時代
が、目前に来ていると感じます。
米東部時間午後3時22分(日本時間31日午前4時22分)に、南部フロ
リダ州のケネディ宇宙センターから大型ロケット「ファルコン9」で
新型宇宙船「クルードラゴン」を、ベテラン米国人飛行士のダグ・
ハーレイとボブ・ベンケンの両氏を搭乗して、民間主導の宇宙船では
初めて人を乗せて打ち上げに成功しました。
米国の有人宇宙飛行は2011年7月のスペースシャトル退役以来9年ぶり
で、民間企業が開発を初めて担当した今回の試験飛行が成功したことで、
民間主導有人宇宙開発を進める第一歩となります。
31日午前(同31日午後)に国際宇宙ステーション(ISS)に接続し、
既に同船に滞在中の飛行士と対面する予定で、地球への帰還日は、
その後決めるとしています。
新型宇宙船のクルードラゴンは、2019年3月にマネキンを乗せた無人飛行
で成功しており、今回は人を乗せた最終実用試験でした。
この後の経緯が順調にいけば、20年8月30日にも正式運用を始め、日本人
宇宙飛行士の野口聡一さんら4人の飛行士が乗り込んで、実用開始が始まる
と見られています。
米国の新型宇宙船の有人飛行は1981年のシャトル以来で、歴史を飾る
成功でした。
次の計画は、ボーイング社が開発中の「スターライナー」の有人飛行で、
来年、21年の見通しと言うことで、愈々、民間人が宇宙旅行を楽しむ時代
が、目前に来ていると感じます。
「はやぶさ2号機」H2A26の打ち上げ成功する [ロケット]
「はやぶさ2号機」が今日3日13時22分に、種子島宇宙センターから、H2A26号機で
打ち上げられ、15時過ぎに予定の軌道に乗り、H2A26の切り離しに成功しました。
前回の新型イオンエンジンを持つ「はやぶさ1号」の60億キロの旅は、人類を熱狂さ
せましたが、その働きは、自動でサンプルの採集とそのカプセル収納をし、地球上空
で同カプセルを切り離して回収すると言う高性能のものであり、これに成功した奇跡
の帰還から、僅か2年半の速さで、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構が今回で
20回の連続の成功させた事は、又もその高度な日本のロケット技術を世界に知ら
しめた日となりました。
これには、九州大学などの小型衛星「しんえん2」の3基が同乗していると言います
から、これらのこれからの活躍も興味を惹かれます。
前回の「はやぶさ1号」は、イトカワ小惑星からの微粒子を持ち帰りましたが、今回は
地球から3憶キロの距離にある小惑星の岩石や砂を持ち帰り、太陽系の起源とその
進化の謎を解明する役割を担うと言います。
この距離は、太陽を中心として、丁度反対の対角線上の地球の位置の距離となり、
この距離を約4年を賭けて到達し、合計8年歳月を掛け持ち帰るものです。
なお、「はやぶさ1号」のカプセルには、イトカワから採集した1500ヶの微量な塵が持ち
帰られ、月以外では、初の天体サンプルとなっています。
打ち上げられ、15時過ぎに予定の軌道に乗り、H2A26の切り離しに成功しました。
前回の新型イオンエンジンを持つ「はやぶさ1号」の60億キロの旅は、人類を熱狂さ
せましたが、その働きは、自動でサンプルの採集とそのカプセル収納をし、地球上空
で同カプセルを切り離して回収すると言う高性能のものであり、これに成功した奇跡
の帰還から、僅か2年半の速さで、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構が今回で
20回の連続の成功させた事は、又もその高度な日本のロケット技術を世界に知ら
しめた日となりました。
これには、九州大学などの小型衛星「しんえん2」の3基が同乗していると言います
から、これらのこれからの活躍も興味を惹かれます。
前回の「はやぶさ1号」は、イトカワ小惑星からの微粒子を持ち帰りましたが、今回は
地球から3憶キロの距離にある小惑星の岩石や砂を持ち帰り、太陽系の起源とその
進化の謎を解明する役割を担うと言います。
この距離は、太陽を中心として、丁度反対の対角線上の地球の位置の距離となり、
この距離を約4年を賭けて到達し、合計8年歳月を掛け持ち帰るものです。
なお、「はやぶさ1号」のカプセルには、イトカワから採集した1500ヶの微量な塵が持ち
帰られ、月以外では、初の天体サンプルとなっています。