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がん細胞を自殺に追い込む酵素「DYR2」 [酵素]

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東京医科歯科大吉田清嗣助教授、分子腫瘍学の研究チームが、9日付の
米科学誌『モレキュラーセル』に、がんを自滅させる酵素「DYR2」を発見した
ことを発表しました。


がんは、遺伝子の本体のDNAが、紫外線や放射線などの影響で変異して
起こリますが、そり変異が大きくなると、細胞中のp53が活性して、細胞の
自滅(アポトーシス)が生じます。


即ち、p53遺伝子を活性化することで、がんを消滅させることになりますが、
この活性化酵素が不明でした。


この酵素を探るため人のがん細胞を使い、壊れたDNAに「DYR2」が
細胞質から核の中に入り、アポトーシスのスイッチを押して、がん細胞の
破壊を起こすことを確認したのです。


これにより、従来の抗がん剤治療の副作用を減らし、且つ狙った細胞に
作用するようになれば、患者の負担が大きく削減ができると期待されます。


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