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中国ユニクロの違法労働は日本国際企業経営の恥 [国際企業]

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大手衣料品メーカーのユニクロの中国の広東省にある生地工場と縫製工場の下請けの
二工場における労働管理とその環境が、香港の労働団体(SACOM)の潜入調査の指摘で、
明らかにされました。

その内容によりますと、両工場の労働者の昨年7~11月までの1月の平均労働時間が
300時間前後となっていて、その時間外労働は、月上限の36時間に対し、100時間を超え
る労働が課せられているなっています。

また、製品に問題がある場合は、従業員に、50~500元(千円~1万円)の罰金制度で運用
されており、労働環境も悪く高温の室内機械が強いられ、更に、作業その労働時間の記録は、
監査を逃れるためか、手書きで行われていました。

国際企業であるユニクロで、世界の下請け生産と言われる中国の下請企業でのこれらの
問題が指摘されたことは、直接の管理はできないものの、発注者責任として、その調達先
の社会問題にも道義的責任は免れないわけで、このような労働作業条件で生産された
衣服を、低価格で購入する下請け管理の甘い姿勢は、日本企業の禿鷹経営は、経営理念
を外れ、一企業の問題のみならず、日本の恥と言わざるをえません。

中国側では、仕事欲しさのために、その契約の奪い合いが起こり、また、劣悪環境で働く
労働者も賃金欲しさでその環境に耐えることは、事の理であり、これを容認してその利益
を搾取することは、世界を市場とする日本の企業ブランドの誇りと信頼を一瞬で消滅させます。

日本でもブラック企業と呼ばれる多くの企業がありますが、対岸の火事ではなく、内外とも
に人道を無視した、エコノミックアニマル経営は、心して改善したいものです。


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