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橋下徹大阪市長の政治家としての功罪 [民主主義]

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橋元市長の政界引退声明が、ニュースで流れ、全国の話題を集めました。


大阪知事に当選して以来、7年余に及ぶ政治家としての行政と、大阪都構想の挑戦に
賭けた政治生命でした。


今回の大阪都構想の住民投票の敗北責任を取っての政治家引退に、映画作家の想田
和弘氏は、このコメントとして、散り際の「潔い」美学を演出して「橋本劇場の次へ
の幕引きを終えた」と次のように語っています。


そして、民主主義を=多数決とし、政治プロセスを勝ち負けの勝負ことで決めたこと
が気になると語っています。
大事なことは、勝ち負けではなく、少数派の権利を守ること、そして、勝利を目指す
ことが政治のプロセスではないかと指摘しています。

橋元氏の名セリフに、「民主主義は素晴らしい政治体制」、「報道の自由の独裁の必要」、
「民主主義は感情統治」などの発言で、報道陣に対しても市民に対しても、徹底した
攻撃弁舌を繰り広げ、敵と味方に二分する恐怖型姿勢は、阿部首相と類似するとし、
民主主義の危機を感じるとも評しています。


問題山積の日本で、カリスマリーダーが要望される時代に、彗星のごとく現れ、毒舌を
振るってきた橋元氏に、エールを送る市民がある中で、批判と悪口攻撃を優先し、市民
目線で話せない橋元氏には、その理論の是非を別として、感情的に敵に回すことも確かで、
結果として大阪市民を真に2分したものにしました。


橋元氏のカリスマ性は現在の政界では希少性が高く、この個性の良い面の発揮が期待
されることから、政界での続投を望む声も多くありますが、国民との肌の触れ合いから
生み出される、真の民主主義社会の熟成化にその力を注いで欲しいと願うものです。


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