北極【世界の果て】ヤマル半島に謎の大穴が出現

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ロシアの先住民のネネツ族が、西シベリアに、地平線まで広がるツンドラ地帯のヤマル
地方を【世界の果て】と呼びますが、このヤマル半島に、6月8日、輸送用ヘリコプターが、
地面に月面クレーターの様な巨大な穴が開いているのを発見し、ニュースとしました。

ロシア・ヤマル半島の【巨大な穴】

この地区は、民族の最寄りの街からおよそ400km離れていて、トナカイ遊牧民族でも
僅かに行き交う北極圏で、地元の政府が現在調査を開始しました。

その穴は、直径が75mある巨大さで、その原因が憶測されていますが、その後同様の
「穴」が4個確認されています。

ロシア科学アカデミー石油ガス調査研究所のワシリー・母語敗れンスキー教授は、
この地は真冬の気温が零下40の極寒の地で、地中には永久凍土が数百メートルの
厚さで横たわっていて、その近くにも世界有数のガス田が広がっていて、最近の
異常に高い気温の影響で、その凍土層に含まれているメタンなどのガスが圧力と
なって、地中で爆発を起こしてのではと語っていて、この説が有力となっています。

ただ、それが本当で、この処の気温上昇による温暖化が継続し、この現象が加速
すれば、温室効果の高いメタンガスが大量に放出されるので、更なる悪循環を引き
起こすことが想定さますので、その後のニュースに注目です。


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タグ：地球温暖化 謎の大穴 ロシアヤマル地方 ガス爆発 世界の果て