SSブログ

日経平均株価連続6日間の下げは何故? [国際貿易収支]

スポンサーリンク




日経平均株価が今年に入って6日連続、日本の株が売られ株価の下落が続いています。

年初取引の初めは、欧州のユーロ危機、そして中国の経済低迷で言が売られ、取引強制
中止のブレーカーが起動して、一時混迷状態となりましたが、ユーロが落ち着き、米国の
経済指標も中国の元も取引再開して一定の相場の中で、日本株だけが一人負けの下落と
なり、この理由が心配されています。

この株価下げのメカニズムは、中国経済の減速から円高と原油安となり、円高による輸出
関連企業の業績低下、原油安によるオイルマネーからの撤退があります。

と言われますがしかし、日本国の貿易の実態は、26年度の輸出総額は74兆弱、輸入総額
は86兆弱で、貿易立国と言われる日本の国内総生産に占める輸出比率は、11年の統計で
28.6%と、世界180ヶ国で175位と最下位レベルにあり、これらを考えると円高も実質的に
輸出にも輸入にも産業界に大きな影響がなく、これにより企業景気も、円高や円安で大きく
作用されない産業構造の実態があり、故に、グローバルな大企業を除く企業業績での株価
変動幅は限られ、寧ろ設備投資などの国内の実質投資は少なく、投資マネーで大きく動か
されていると言えます。

従いまして、昨今の日本株の直接の低迷は、世界経済停滞のマネーゲームの背景で生じ
ていると思われます。



スポンサーリンク





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました